去る2006年2月4日、ヘルパーステーション主催の『身体介護講習会』が行われました。
当日は、理学療法士の方を2名講師にお招きして講義と実習がなされ、約20名の方が参加されました。
講義では、身体介護の基本として、@安全であること A実用的であること B不安や苦痛を与えないこと などが述べられました。
特に高齢の方に対しては、いかに相手の筋肉に負担をかけず、柔らかく¢フを支えるかが重要であるという事でした。
そして、何よりも介護の目的は利用者の自立が目的であり、利用者が出来ることまで介護者が一方的にやってしまって、利用者の自立心を阻むような事があってはならないと言われました。
続いて実習では、片麻痺の人を想定した、ベッド上での仰臥位(仰向けの状態)から側臥位(横向きの状態)、座位(ベッド上に座った状態)への介護、そして、車いすへの移乗の介護が実施されました。
ちょっとした力の加減の仕方で、相手に与える身体負担も大きく違ってくる。
実習では各受講生が利用者・介護者の両役を体験しましたが、日頃介護自体はやり慣れていても、無意識の内に介護者のやりやすい様に力を加えてしまっていたりしている事を、再確認した様子でした。
そして利用者も、決して要望を口に出して言ってくれる人ばかりとは限らず、特に高齢者だと、遠慮して黙っている人も少なくないということです。
ただ、介護者も、余分に自分の体に負担がかからないよう、容易で確実な方法で介護をするのが望ましいと言われました。
そのための工夫を、いろいろとする必要がありそうです。
介護をする側が、より相手への身体的伝達に神経を配らなくてはならないと、講師の方は理学療法士の立場から説いておられました。
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| 講師を務めた、理学療法士の先生 | 実習風景。講師・受講生とも熱心に取り組んでいました。 | |