KSK NPO法人CIL豊中通信 Vol.51 2018年3月号
おいしい春がやってくる!!
特集:食べくり003

豊中地域情報ばびゅーん!!
噂のワニ肉調理や、豊中駅にある「なかまの店」を紹介
総合支援法一部改正、ILP講座報告、クリパ報告ほか


もくじ
特集:食べくり003
こみゅ力を身に付けよう!! ~2017年度ILP講座報告~
熱盛りィィ!クリスマスパーティー2017
全5回連続市民講座報告2 命って何だろう?
障害者総合支援法 及び 児童福祉法の 一部改正について(概要)
事務所のつぶやきZ
豊中地域情報ばびゅーん!!
投稿コーナー
哲珍の部屋 最近の当事者は2局化している様な
ねや散歩 北大阪急行電鉄 路線延伸工事中
サービスのご案内
CIL豊中 各部署だより
編集後記


特集:食べくり003

 寒波に見舞われ放題だった冬から、やっと解放され、春を感じられるようになってきました。ここまで暖かくなるのが待ち遠しかった年も、ちょっとないかも知れませんね。
 さて、「そろそろどこか旨いモンを、食べに(買いに)行きたいな」という気分には、なってきませんか?
 今回の特集は、ズバリ【食べくり】。
 食いしん坊には事欠かない本誌編集部の中から3名が、旨い物を求めて遙々店を訪ねました。遙々・・・・・・、そう、今回登場する3ヶ所のお店は、いずれも少し(かな~り)遠いところに在るんです(汗)。従って、「あした早速行ってみよう!」とは、なかなかならないと思いますが、この先、天気の良い休日などに、ぜひ足を運んでみてほしいと思っております。
 果たして、【三ツ星クラス】との出会いと、相成るでしょうか。


001
ニュー スタンダード チョコレート
                 
チョコの上にも3年
 京都市の堀川通り、二条城公園から北に車で数分、昭和の面影濃いレトロな商店街の一角に、その店はあります。名前は[ニュー スタンダード チョコレート]。古い鉄筋コンクリートのビルをリノベーションした、趣のある店でした。運営主体は就労継続B型の事業所で、2014年12月20日が開店日だったので、取材にお邪魔した2017年12月20日は、一つの節目となる 3周年記念日となりました。対応して下さったのは店長の板倉さんで、座右の銘は、「チョコの上にも3年」(冗談)。
                 
奇しくもブーム到来
 3周年を迎えていたニュー スタンダード チョコレートですが、そもそも何故チョコレート事業を始めたようと思ったのでしょうか?理由は2つあります。一つはちょうどその頃、京都でチョコレートのブームが起こり始めたのです。現在、京都ではチョコレート店舗がすごく増えて、激戦区になっているのだとか。その意味では、ニュー スタンダード チョコレートはブームを察知して、先陣を切ってオープンした店舗となりました。店が在る堀川商店街全体として見ても、チョコレートが全国に発信出来る目玉商品になることが、期待されています。

 もう一つの理由は、チョコレートという商品の製造工程にあります。チョコレートは、ちょっとした温度調節の違いで品質が大きく変わる、デリケートな一面がある一方、そのポイントさえクリアすれば、あとは工程全体としては寧ろ非常にシンプルで、単価の高さに比して作りやすい商品という特長があるのです。
 「決められたルールをコツコツ守れば、ちゃんと作れるのがチョコレート」ということで、就労事業所の仕事として取り込みました。

さて、チョコレートが障害者にとって作りやすいことに着目して、障害者が関われるチョコレート事業を全国的に広めようと活動している、ラバルカというグループがあります。ニュー スタンダード チョコレートは、その、ラバルカの活動の一環として開店したという経緯もあります。
                 
人気商品と気になるお値段
 開店以来、圧倒的な人気を誇っているのは、「京テリーヌ」という銘柄の商品です。これは、ショーケース内の各種チョコレートの中から好きな6種類を選んで、それがセットとなって販売されるものです。値段は1,180円、半分の3枚セット(3種類を選ぶ)もあり、値段は650円です。
 もう一つ、内容は予め決まっている(選ぶことは出来ない)6枚セットもあって、値段は1,080円となっています。店長曰く「量的には一番お得です」。試食のコーナーもあるので、[先ずはお試し味比べ]も可能です。

 このほか人気が高いのが、店内だけで飲める「ショコラショー」というドリンクです。冬はホット、夏はアイ

スのショコラショーが販売されており、値段は260円。私も早速飲んでみましたが、あの濃厚さにハマりました。深くて濃い~ィ味がお好みの方、ぜひお勧めです!
 ニュー スタンダード チョコレートでは、業界でも超有名なショコラティエ(チョコレート専門のパティシエ)が製品の監修をおこなっているので、商品には圧倒的な自信があります。

 ところで先程来紹介している、店の名前なのですが、正式名称は[ニュー スタンダード チョコレート キョウト by 久遠]といいます。最後の「久遠」は何を意味するのでしょうか?これは開店当初より、前述のラバルカが開発した商品が販売されており、そのブランド名が久遠なのです。「久遠チョコレート」に於いては、障害当事者のショコラティエが誕生しており、販路も広がりつつあります。
                 
実はもう1店舗あります
 ニュー スタンダード チョコレート以外に、実はもう1店舗営業されていることが、今回の取材で判りました。[京極ダイニング]という大衆食堂で、チョコレート店の2軒隣に在りますが、同じ就労継続B型事業所による運営です。現在、両店には事業所から職業訓練として、精神・知的・発達・高次脳機能の各障害当事者が、毎日交代で8~10人働きに来ています。登録者は全部で14人ということで、年齢は30代を中心に、上は50代から下は20代までいます。チョコレートの製造と京極ダイニングでの調理の両方が仕事ですが、ベテランの年齢の方は、調理に就くことが比較的多いようです。日頃は、「就労B型の事業所が店をやっている」ということを特に公表はしていませんが、同時に隠す気持ちも無く、たまたま話の流れで地元の人などに、「ウチは就労の事業所です」と話したことはあります。
                 
いろんな人を巻き込みたい
 「最近は、メディアに取り上げられる機会も増えてきました」と話す板倉さん。今後の夢は何でしょうか?

 せっかく場所が京都なので、京都ならではの「地の利」を活かしたいという思いはあります。店は大通りに面していますが、少し路地に入るとディープな京都を味わえ、歴史を感じることが出来ます。観光客も増えている昨今、来店客を増やす以外に、ホテルの売店などに販売コーナーを設けてもらうことも、視野に入れています。
 目下の課題は、これからの商品開発です。開店以来の商品[京テリーヌ]がずっと定番化しているために、次なる商品の開発が、かえって難しくなっているのです。このまま京テリーヌ一本で勝負するのも一つの手ですが、「お客さんは新しい商品も出てきたほうが喜ぶのでは?」という思いがあります。そこで板倉さんが今考え始めていることは・・・・・・。
 「ほかのお菓子店舗と、いろんなコラボをしてチョコレートを出してみることを手掛けるなど、自分たちだけでは完結しないことを、やろうと考えています」。

 チョコレートは、いろんな人を巻き込めるだけの力を持つコンテンツだと板倉さんは信じています。それだけに、ほかの企業とタイアップして商品を作るなど、いろんな人をチョコレート事業に巻き込んで、その中に障害当事者も普通にいる、という状態になるのが一番いいと考えています。
 「店に来たお客が、知らない間に実は障害者の就労に関わっていた、という展開になれば面白いですね。これは就労の事業所としても思うことです」と、板倉さんは語っていました。
                 
最後にメッセージ
 「広報誌の発行が3月なら、[ホワイトデーにもぜひチョコレートを]と、一言書いておいて下さい(笑)」。取材の結びに、こうジョークを飛ばしていた板倉さん。でも、発行日はホワイトデーより後になってしまいました。どうもすみません!
 チョコレート作りは圧倒的に立ち仕事が多く、体力の消耗もなかなかすごいのだとか。それでも、お客さんが「美味しいから買う」という商品を、確実に作るという意志を持って、皆さん、仕事に励んでいました。
 帰り際には、外国人客も入店して、お買い上げしていましたね。筆者は何せチョコレートが大好き。思い立ったらいつでも買いに行きますヨ!
(担当 根箭)
店 名:ニュー スタンダード チョコレート キョウト by 久遠
所在地:京都市上京区堀川通
出水上ル 桝屋町28
電 話:075‐432‐7563


002
蒸しまん&カフェ まんまん堂

 ほんわっ、ホンワっ、ふんわりモチモッチッ、割ると白い湯気がふーんわーっと…じゅわーっと肉と野菜のいい香り…ほっらー、みんなが温かい笑顔になれる…そんなおいしい蒸しまんを食べに京都に行ってきました。
                 
ホンマに美味しかったどすえー♪

 そのお店「蒸しまん&カフェ まんまん堂」は、上京区の西堀川通下長者町。私は阪急電鉄の京都線「烏丸」で下車し京都市営の12番のバスに乗り、下長者町で降りると、なんと目の前にあったのです。それも堀川商店街の真ん中で立地条件最高です。
 〈ただ韓国語や中国語が飛び交うこのバス、観光都市京都だけあって非常に混雑することがあるので、京都市営地下鉄の「丸太町」で下車、徒歩で10分の方が、車いすで行かれる方には、気軽かもしれないです〉

 店内は、木の香りがほのかに香るくつろぎの空間。平日の昼間ゆったりした時間を過ごすには最高な場所。子連れのお母さまや買い物帰りのご婦人たちが思い思いの時間を過ごしておられました。
 入口から大きい車いすでも入っていけて、カウンターのようになったところの後ろの席に着くと、すぐさま笑顔で注文を取りに来てくださって、うれしい。お昼もだいぶ過ぎていて、手作りランチは完売とのこと。お店の目玉商品の肉まん、あんまん、菜まんをオーダー。出てきた蒸しまんは個性豊かで、つまり見た目判別がつくように形が少しずつ変えてあって、菜まんは少し抹茶が練りこんであるのか生地が青っぽい。どれも、ふんわりとおいしそう・・・。
 まずは頬張って食べてみた。何ともやさしく素朴な、どこかなつかしい味わい。猫舌の私は少し冷まして口に入れたのですが、パサつきがなく非常に楽においしく喉を通っていき嬉しかったです。ひとつひとつ手作りでここにしかないという感じでした。
 ほかに、カレーライス、コーヒー、紅茶、ジュースなどもあり、メニューも豊富です。しかも厳選された食材を使用されていて、コーヒーも曳きたて、私の注文したマンゴージュースも、とても香りがよくおいしかったです。
                 
美味しさは、口から口へ
                 
と伝わり、今年10周年!
 スタッフの方ともお話させて頂きました。
 蒸しまん専門店としてスタートしたのは2004年のこと。そしてこの堀川商店街にリニューアルオープンして、今年で10年になります。特に宣伝活動はしてないとのことですが、色々な方が来店して、手作りで無添加の蒸しまんを口コミしてくださったり、または、インターネットで情報を載せて下さるそうです。
上京ワークハウスという知的障害者の方の作業所が運営され、蒸しまん〈蒸すのはお店ですが〉は、近くに厨房があってそこで製造されているそうです。笑顔で接客して下さった方もそこの「仲間」〈その作業所の利用者〉で、作業所の仕事として日替わりで3名ずつぐらい来られています。生き生きとしておられ、好感が持てました。
これからも地域の方々と「仲間」との架け橋になっていけるよう頑張っていきたいとのことで、地域でお祭りなどの行事がある時には、休日を返上して出店し、蒸しまんを出されるそうです。
                
味、質ともにバツグン!
今回のこの特集は、障害を持つ人たちが働く中で、作り出すものの質や味で勝負をかけているお店のご紹介、いわゆる、おいしいお店に行き食べてみて、記事に書くというものでした。このまんまん堂は、私にとっては、もう一度食べに行きたいと思えるお店です。もう少し近ければ、身障者用のトイレもあるので、入り浸るだろうと思いました。突撃取材をしましたが、ご協力ありがとうございました。(担当 塚原)

店 名:蒸しまん&カフェ まんまん堂
所在地:京都市上京区西堀川通
下長者町 下る桝屋町28
電 話:075‐432‐3825


003
ユニバーサルスペース 夢喰夢叶

 突然ですが、好きな食べ物はなんですか?

 この質問には、人によって様々な答えが返ってくることが予測されます。しかし、その中でも多くの票を集める食べ物、それを私はグレート・ディッシュと呼びます(今から)。みなさんはどんなグレート・ディッシュを思い浮かべますか?カレー、焼肉、ラーメン、ハンバーグなどなど・・・。その中でも私が思い浮かべる最強のグレート・ディッシュ、それは「唐揚げ」。

 私は少し前から、大分に唐揚げグランプリで金賞を取った(自立支援センターが経営する)お店があるという話を聞いていました。是非とも行ってみたいと思っていたのですが、大阪からは遠く、その機会になかなか巡り会えない・・・そんな中、衝撃のニュースが飛び込んできたのです。なんと、その金賞の唐揚げ「夢現鶏」を出しているお店、「夢喰夢叶」が2017年12月一杯で営業をやめてしまうというのです!これは絶対に食べに行かねば!行って、どうにか営業を続けてもらうよう、交渉せねば!天も味方をしてくれたのか、今回の特集は美味しいお店を紹介する【食べくり003】ではないか!ねじ込んでやるぜ!
 こうして仕事に若干の私欲を紛れ込ませた私は大分行きを決意しました。
                
兎に角カッコいい
 別府といえば温泉が有名ですが、唐揚げも有名なのでしょうか。全く予備知識がないまま、まずは自立支援センターおおいたに連絡を入れ、事務所を訪ねました。到着すると、そこには大きく「自立支援センターおおいた」と書かれたマンションが。か、かっこいい!奥に進んでいくと、デカデカと「夢現鶏」と書かれた屋台が目に飛び込んできました。か、かっこいい!(2回目)さすがは金賞を取っただけの事はあると、ヨダレを垂らしながらセンターに入っていきました。
 今回お話を伺えたのは、自立支援センターおおいたで理事長をやっておられる、後藤秀和さんと、副理事長の神田憲治さんです。
 ‎                
車いすでも大勢入れる
                 
飲食店を、自分達で!
 ‎そもそも、自立支援センターでなぜ飲食店をやっているのか。誰がその唐揚げを作っているのか。気になることはたくさんあります。
 後藤さんが自信を持って「別府内で車椅子で入れない店はほぼ無い!」と言い切れてしまうほどバリアフリーが進んでいる別府ですが、車椅子が大勢で入れる飲食店となれば、数は多くないそうです。それであれば今からの時代、先を見据えてユニバーサルデザインの居酒屋を自分たちでやろうと、「夢喰夢叶」をオープンさせました。それが今から14年も前というから驚きです。
 最初、車椅子が10台に介助者が入ればギチギチで身動きが取れなかったお店でしたが、4年前に新店舗として別府市の文化財である竹瓦温泉に移転させました。新店舗のキャパは40名。こうして障害者が安心して自由に大勢で飲み食いができる「ユニバーサルスペース夢喰夢叶」が完成したというわけですね。お客さんも最初は車椅子の方が多かったのが、健常のお客さんも増え、みんなが集える居酒屋になっていったそうです。
 別府市内のお店を見ていると古そうなところも入り口にスロープが付いていたり、誰もが利用しやすいお店が目立ちました。しかしそれだけに留まらず、様々な人が様々な目的で分け隔てなく利用できる場所を作ることを、自立支援センターでやってきたわけですね。素晴らしい!
                 
そして、夢現鶏が誕生!
 今から4年前、唐揚げ事業として出発した「夢現鶏」は単体の店舗を構えていました。店長は唐揚げで一旗揚げたいという腕自慢の健常者を雇いました。それは「夢喰夢叶」も同じで、自立支援センターおおいたはマネージメント事業を担っているということになります。そこで様々な事業展開を行ったそうです。その一つが入り口にあったカッコイイ屋台ですね。あの屋台はリアカーを改造して、カッコよくしたらしいのですが、飲食業界の法律で、屋台の中で揚げ物をしてはならないという決まりがあるらしいのです。そのため結局は店で揚げたものを屋台に積んで売りに行くことしか出来ず、あまり活躍できなかったというオチがあるんだとか。
 やはりお店を経営するというのはとても難しいことのようで、2016年に「夢現鶏」は「夢喰夢叶」に吸収され、そこのメニューのひとつとなりました。
                 
店長によって色が変わる!
 ‎2017年現在、「夢喰夢叶」の店長は三代目となります。店長が変わるたびにその店の雰囲気は大きく変わったといいます。その時その時の店長の色を大切にしたいという考えで、内装も店長によって大きく変わるそうです。
 そろそろお腹も空いてきたし、内装も見てみたい!というか早く唐揚げを食べたい!腹ペコで我慢の限界を感じはじめていた私に、後藤さんから「お店に行きませんか?」という感激の言葉が発せられた。あなたは神ですか。
                 
ギ、ギャップ萌え
日本で一番古いアーケードである竹瓦小路に「夢喰夢叶」はあります。場所としてもとても良いところ、一体どんなお店なのだろうと期待に胸を躍らせながら商店街を進んでいました。しばらく進むと、後ろから名前を呼ばれる声が・・・。あれ?・・・いつの間にかお店の前を通り過ぎてしまっていたようです。これは失礼なことをしてしまったと、申し訳なく頭を下げながら店の外観を見直すと、そこにはオシャレなバーのようなお店が。ん?あのー、「夢喰夢叶」はどちらに?ふと横の看板を見るとそこには「ユニバーサルスペース夢喰夢叶」の文字が!まさか、ここが「夢喰夢叶」なのか。勝手な想像ではありましたが、イメージとのギャップに驚きを隠せませんでした。
 店に入ると入り口の近くにはマキシマムザホルモンの巨大ポスターが貼られていました。奥に進むと大きな机があり、前の横にはカラオケの大画面が2つ。奥から出てきた店長は金髪のパンクなお兄さん!・・・実は私、マキシマムザホルモンのファンでして、こういう雰囲気のお店が大好きなのです!家の近所にあれば通うだろうな・・・。しかし、ことごとく想像を裏切られました。
 味の方はどうなんだろう。期待と多少の不安もいだきながら料理を食べることにしました。すると、その味は変な期待を逆に大きく裏切って、めっちゃくちゃ美味しいのです!この店長はただ者ではありません。
 そして出てきたのが私が食べたくて仕方がなかった、日本からあげグランプリ金賞受賞の、唐揚げ「夢現鶏」。その味は格別!やはり金賞を取るのも納得で、すごく美味しかったです。自立支援センターおおいたの方達と語り合いながら食べる、これが最高の調味料になっているのか。その夜はすごく楽しい、美味しい時間を過ごせました。この場に来て尚のこと、「夢喰夢叶」の必要性を感じることが出来ました。
                 
フェニックスのように
 「夢喰夢叶」がどれだけ大切などういうお店なのかは理解したつもりです。それでは一番気になるところ、何故今回、お店を閉めてしまうことになったのか。こんなにいいコンセプトのもと、やっているのに、閉めてしまうなんてもったいない!!元々店を続けてもらうよう交渉するつもりではありましたが、話を聞けば聞くほど、このお店は閉めてはならないという思いが強さをましていました。
 恐る恐るお店をたたむ理由を聞くと、後藤さんから思いがけない言葉が発せられたのです。「我々は〔夢喰夢叶〕を廃業するつもりはありません。休業と考えています」。なんと、またいつか準備が整えば形を変えて「夢喰夢叶」を復活させるつもりだったのです。
 別府はもともと観光地で、お客さんも多そうですが、やはりお客さんが来る時期には偏りがあるらしく、お店を長く続けることは非常に難しいといいます。それでも自立支援センターおおいたは、「夢喰夢叶」は必要な場所なのだと強く思っています。今は一度お店を閉めますが、その思いは何一つ変わりません。いつか形を変えてまた再び「夢喰夢叶」として素敵な居酒屋を開いてくれることでしょう。私は完全に「夢現鶏」の、「夢喰夢叶」の虜になってしまいました。 別府は人も良く、街もいい、「夢喰夢叶」のコンセプトもすごくいい。しかし、現実は厳しく、経営する難しさは否めません。自立支援センターの役割の一つとして一日も早い復活を心より願っております。また食べに来ますよ。グレート・ディッシュを求めて。
(担当 大岩)


いかがだったでしょうか?冒頭でも申したとおり、お店の場所が遠いのが、いささか難点にはなってくると思います。でも、行ったらきっと満足出来るので、記憶に留めておいて下さいね。いろいろ競争が激しい中で、皆さん素材にもこだわりながら、自信を持って商品を作っています。障害者・健常者ではなく、その人として持っている力を発揮し、その過程で必要な配慮を得られれば、いいなと思います。ご協力下さった皆さん、本当に有難うございました。



こみゅ力を身に付けよう!!
~2017年度ILP講座報告~

今年度の自立生活プログラム講座は、『こみゅ力を身に付けよう!!』という内容で、全日程4日間で5名の方が受講されました。

1日目『先輩からコミュニケーション術を聞いてみよう』
まず、最初に自己紹介ならぬ他己紹介をしました。講師と受講生や受講生同士で2人ペアになってもらい、お題に沿ってお互いの自己紹介をし、そしてみんなの前でお相手の紹介してもらいました。
他己紹介で緊張がほぐれたところで、先輩の話を聞きました。

最初は、西宮市にあるメインストリーム協会の鍛治克哉さんです。

鍛治さんの障害は脳性マヒで、もともと人と話すことが好きで自然とコミュニケーションをしていました。
鍛治さんは一人暮らしを始めて7年が経ち、これまでのエピソードを楽しく面白く話してくれて会場の笑いを誘っていました。
 メインストリーム協会での海外研修で、1ヶ月間モンゴルで生活したそうです。普段の様子を映像にし、現地の人に見てもらい、介助を受けながらモンゴルで活動されたようです。
コミュニケーションとは何か?ー当事者は介助者を使って生活をすることが多く、意思疎通ができると生活に幅ができるから大切な手段だと教えてくれました。

次は、NPO法人あるるの安原美佐子さんです。
今までとは一味違った、全員参加型のワークショップ形式でした。これはどれだけ人に注目するか、注目されるかの空間を体験してもらおうという目的で「血液型ごとにグループになってみる」や「ポテトはケンタッキー派かマクド派」のようなお題で思い思いにグループになり、グループごとに意見を言って意見の違う人の意見を受け止めることを体験しました。

2日目「制度・人権や障害者運動について」     
この日は座学で前半に当法人理事長の徳山から制度の種類や使い方について資料を使いながら説明しました。
 後半は当センター管理者の上田からパワーポイントと映像で人権や障害者運動について勉強しました。

3日目「ショッピング」      
(相手が喜ぶプレゼント探し)
この日はコミュニケーションを取った後、相手が喜ぶプレゼントを買うという課題で、まず、相手への質問に「何買ってほしい?」や「いくらぐらいの物がいい?」というNG質問を設けて、ペアの相手に質問をしてもらいました。
「今日のニュー&グッド」や「家にあるものでいらない物」など、それぞれに聞いて、それを元にプレゼントを買いに行きました。
 部屋を出たけども何を選んだらいいのか迷いながら雑貨店へ行ってみたり、本屋に行ってみたり、また最初の雑貨店に戻ったりと、かなり悩んでいました。
 そして、「これだ!」というプレゼントを手に戻ってきて、相手にプレゼントを渡しました。貰った人は感想を言ってもらい、渡した人は選んだ理由を発表してもらいました。

4日目「振り返り&交流会(ゲーム)」
 これまでの3日間の講座の振り返りをしました。
 「今後の参考になる先輩の話」や「人権のビデオを見て先輩当事者の運動のお蔭で今の制度がある事がわかった」などを話してくれ、「言葉が詰まらなくなった」や「相手の気持ちを考えて話すようになった」「障害がコンプレックスだったけど、気持ちが和らいだ」などの自分の変化についても発表してくれました。
 後半はゲームと茶話会で大変に盛り上がりました。

受講生からの感想         
・仲間のプレゼントを買うとか他己紹介は初めてのことで良かった。
・一人暮らしの体験が聞けて、やる気さえあれば出来る事だと思った。
・制度について教えてもらえて良かった。
・買い物は選ぶのがいい経験ができた。

担当から一言           
 前回の企画が好評だったので、今回もコミュニケーションをテーマに行いました。
次回の講座も興味を持ってもらえる講座にしていきたいと思っているので、興味を持たれた方は是非ご参加ください。
(担当 瀧本)


熱盛りィィ!クリスマスパーティー2017

2017年12月17日、毎年恒例のクリスマスパーティーが開催されましたぁ~っ!今年も盛り沢山だった、その一日をここでプレイバック!

今年度の一発目は、サンタファイブさんによる、サックス四重奏のライブでした。初登場でしたが、みんなが馴染んでいるクリスマスソングを始め、オリジナル曲など、テンポ良く奏でてくれました。途中、楽器の紹介やデモンストレーションで、会場の興味を集めていましたね。
アンコールにも応えて下さり、ありがとうございました。

さぁ、音楽を堪能したお次は・・・・・、これまた超ハイクオリティーなマジシャンの登場!この方も初登場で、韓流マジシャンのJun - Heran(ジュン ヘラン)さんです。私は司会をして前に座っていたので、あわよくば横からタネを発見出来たら・・・・・なんて、思うだけムダでした。展開が速過ぎてサッパリ見抜けない!一同、驚愕でございました。中でも圧巻だったのは、参加者が出演して披露された〝水平芸〟。いや~お見事!

興奮冷めやらぬ中、しばし休憩。そしてここからが第二のメインステージです!
昨年好評だった、コスプレファッションショーを開演!しかも、昨年より規模もグワーンと拡大しての、〝大ファッションショー〟となりましたヨ。パーティー全体での参加者約200名の内、コスプレファッションショーに出演された方は、利用者・ヘルパー・職員合わせて、ザッと50名ぐらいですかねぇ。今回は参加者の中から数名の方に、審査員も務めてもらいました。
ショーでは、サンタ・スーパーエンジョイ・チームミニオンズ・ディズニー・一発屋の5組に分かれての登場となりましたが、皆さん素晴らしいクオリティーで、まさに審査員泣かせ!最後は出演者全員集合での記念撮影をしましたが、何せ人数が多く、大変でした~(汗、汗)。

パーティーはまだまだ続きます。 「眺めて楽しむ」ショーのあとは、今度はエクシャサイズでGO!エアロビタイムです。昨年に続いて、松代和子さんと森口さとみさんが音頭を取り、そろそろ身体を動かしたくなっていた参加者は、どんどん前に出てきて踊りまくりました。
いい汗かいた~!

さて、ハイテンポなエアロビミュージックに代わって、なにやらクラシカルなミュージックが聞こえてきました。そう、ここからは職員の演し物で、今年はゴスペルダンス!映画「天使にラブソングを」から、【ヘイルホーリークイーン】を披露してくれたのです。厳かなムードに包まれたところで、やおらオタ芸開始、そこから一気に「恋のフォーチュンクッキー(AKB48)」へと展開していきました。一緒に踊ってくれた皆さん、どうもありがとう!

このあとは、いよいよフィナーレ。プレゼント交換で盛り上がったのち、クリスマスパーティーは終了しました。
参加者の皆さん、出演者・音響の皆さん、手話通訳・パソコン要約筆記の皆さん、本当にありがとうございました!お疲れさまでした。
(担当:根箭)


命って何だろう? 全5回連続市民講座報告2
  
 2016年度・17年度、CIL豊中主催の市民講座の報告を前回に続いてお送りします。今回は、第3回と第4回市民講座です。

第3回 2017年7月30日 
学校生活から始まる共生社会
   
第1部 対談
 頼尊恒信(CILだんない)
 上田哲郎(当センター管理者)
第2部 シンポジウム 
 山口正和(元地域の学校教師)  卜部秀二(元養護学校教師)
 頼尊恒信

 第3回は、学校生活・教育がテーマです。
 第1部では、70年代の文部行政の元で生まれ育った障害当事者が、各々の人生を振り返り対照させつつ「ともに学び育つ」事の大切さを語りあって頂きました。
 第2部では「ともに学び育つ」に対して、養護学校・校区の学校双方の元教師による発言から、シンポジウムを展開しました。

 地域でともに学ぶ
 ひとくちに「地域でともに学ぶ」と言っても、最初から設備面でも合理的配慮でも揃っているわけではありませんし、「イジメ」もあります。会場からは「進路の選択」について、シンポジストの見解を求める声が上がりました。
これに対して卜部氏は、「状況を
聞いた上で答えたい」としながらも
選択の結果にも公的機関が支援す
べきであるとして、合理的配慮の要求をするよう勧められ、山口氏は、いじめる子どももいれば助ける子ども必ずいる。そうして仲間を作る体験を、支援学校は奪ってしまう、と述べました。頼尊氏は「分けること」で市民と認めさせる勢力との闘いを主張されました。
 最後は学校の仕組みそのものを、インクルーシブ教育の観点から見直す必要があると結びました。

第4回 2017年9月10日
大人になってからのあれこれ
~卒業後の選択肢~

シンポジスト
 大山 塁(難病当事者)
 髙田浩志(アートショップグリーンるうぷ)
 入部正也(豊中市障害者就労雇用支援センター) 
 安東文也(であいランド)
 
 第4回は、社会生活がテーマです。
各シンポジストが、発言した内容の一部を紹介します。

大山氏
 自分が地域で暮らし続けるこで、他の障害者が地域で暮らすことにも役立つのではないかと考えている。 自分が、就労という形ではない生き方で、社会に影響を与え続けたい。
高田氏
 コミュニケーションはボイス・
エイドを利用している。言葉でコミュニケーションが出来なくても、必要な機器や介助を利用して、他の市民と変わりなく生きていると、社会に発信することが自分の役割であると考えている。

入部氏
 私が生まれた当時は、優生保護法に「不良な子孫は残さない」と明記されていた。私の母は脳性マヒ者で、医師から「中絶しますよね」と言われた、と後に母から聞かされた。「地域で生きる」事に、労働生産性は必須事項では無い、と考えていた。

安東氏
『障害が有るよりも無い方が良い』という意識は誰にも深く浸透している。そうした健常者の意識をどう変えるか、これまで障害者解放運動が担ってきたことである。私達は福祉や制度の枠にとらわれず、地域へ積極的に関わるべきだ。

 各自の発言の中から見えるもの
 障害者が、一般社会から別扱いされています。別扱いとは、特別な条件付きであるという事です。今回の講座で、別扱いに対し、シンポジスト達が、それぞれの人生を通して問いを投げかけた講座になりました。
(担当 大東)

 平成30年4月から障害者総合支援法及び児童福祉法の一部が改正されます。

自立生活援助(新サービス)
 障害者支援施設やグループホーム等から一人暮らしへの移行を希望する知的障害者や精神障害者などについて、本人の意思を尊重した地域生活を支援するため、一定の期間にわたり、定期的な巡回訪問や随時の対応により、適時のタイミングで適切な支援を行うサービスを創設。

対象者:入所施設やグループホーム、精神科病院等から地域での一人暮らしに移行した障害者等で、理解力や生活力等に不安がある者等

サービス利用期間:
標準利用期間は1年(市町村判断で延長可能)

就労定着支援(新サービス)
 就労移行支援等を利用し、一般就労に移行した障害者の就労に伴う生活上の支援ニーズ(生活リズム、体調の管理、給料の浪費等)に対応できるよう、事業所・家族との連絡調整等の支援を一定の期間にわたり行うサービスを新たに創設。

対象者:就労移行支援、就労継続支援、生活介護、自立訓練の利用を経て一般就労へ移行した障害者で、就労に伴う環境変化により生活面の課題が生じている者

サービス利用期間:3年間を上限とする。

重度訪問介護の訪問先の拡大
 重度訪問介護を利用している重度障害者に対し、入院中の医療機関においても、利用者の状態などを熟知しているヘルパーを引き続き利用し、そのニーズ(特殊な体位交換など介護方法、強い不安等によるパニックを防ぐための環境や生活習慣など)を医療従事者に伝達する等の支援(コミュニケーション支援等)を行う。

対象者:日常的に重度訪問介護を利用している重度障害者(障害支援区分6)であって、医療機関に入院した者

対象施設:
病院、診療所、介護老人保健施設、介護医療院及び助産所
※療養介護は対象外

高齢障害者の介護保険サービスの利用者負担の軽減
 障害福祉サ―ビスに相当するサービスが介護保険法にある場合は、介護保険サービスの利用(1割負担)が優先される。障害福祉サービスを利用してきた方が、65歳という年齢に到達したというだけで利用者負担が増加してしまうという事態を解消するため、利用者負担を軽減し、1割をゼロにする。

対象者:65歳に至るまで長期間(5年間)にわたり障害福祉サービスを受けていた低所得又は生活保護の障害者(障害支援区分2以上)
※ただし、65歳に達する日の前5年間において、入院その他やむを得ない事由により障害福祉サービスを受けなかった期間がある場合でも、その期間以外に障害福祉サービスを受けていたときは、要件を満たすものとする。なお、65歳になる前から介護保険サービスを利用していた方は対象とならない。

共生型サービス
 介護保険又は障害福祉のいずれかの居宅・日中活動系サービス(ホームヘルプサービス、デイサービス、ショートステイ)の指定を受けている事業所が、もう一方の制度における居宅・日中活動系サービスの指定も受けやすくする。これにより、障害者が65歳以上になっても、これまで利用していた障害福祉サービス事業所から引き続きサービスを受けやすくなる。

居宅訪問型児童発達支援(新サービス)
 重度の障害等により外出が著しく困難な障害児に対する居宅を訪問して児童発達支援を提供するサービスを創設。

対象者:重症心身障害児などの重度の障害児等であって、児童発達支援等の障害児通所支援を受けるために外出することが著しく困難な障害児。

保育所等訪問支援の支援対象の拡大

 保育所等の障害児に発達支援を提供する保育所等訪問支援について、乳児院・児童養護施設の障害児にも対象を拡大。

補装具における借受け導入
補装具費の支給については、「購入」を基本とする原則は維持した上で、障害者の利便に照らして「借受け」が適切と考えられる場合に限り、新たに補装具費の支給の対象とする。借受けによることが適当である場合とは、

①身体の成長に伴い、短期間での交換が必要であると認められる場合(座位保持装置の構造フレーム、歩行器、座位保持椅子)


②障害の進行により、短期間の利用が想定される場合(重度障害者用意思伝達装置の本体)

③補装具の購入に先立ち、比較検討が必要であると認められる場合(義肢、装具、座位保持装置の完成用部品)

グループホーム(共同生活援助)における新たな類型
 障害者の重度化・高齢化に対応できるグループホームの新たな類型として、「日中サービス支援型」を創設。重度の障害者等に対して常時の支援体制を確保することを基本とする。1つの建物への入居を合計20人まで認める。また、短期入所(1人〜5人)の併設を必置とする。
※1つの建物に20人では、地域の住居というより、小規模な施設になりかねない問題がある。
(担当:徳山)



事務局のつぶやきZ
タイトル「ヘルパーがすると怒られそうだが、当事者同士だと配慮の境目がわかりやすいと思った」

頸損の徳山(理事長)と脳性麻痺の上田が向かい合っている。
上田「理事長、ちょっと相談が」
徳山「5分ぐらいなら時間あるよ」
上田「うぅー…あのぉー…」
上田は伝えようとすると発語が遅くなるのだ。
徳山(車椅子の背もたれを倒す)ウィィーン
【1分経過】
上田「次年度の協議会役員で…」
徳山(車椅子の背もたれを起こす)ウィィーン
【5分経過】
徳山「時間や」
上田「え」
徳山「また今度な」
上田「あっ」
ドヒューン 上田が言い終わる前に徳山、猛スピードで去る。
【ここが配慮の境目】

※普段は事前にアポイントをとって話をしています。

担当:玉井



豊中地域情報ばびゅーん!!

 豊中市民のみなさん、市のシンボルキャラクター「マチカネくん」をご存知でしょうか?
そうです、あの可愛いワニなんです。今から52年ほど前、日本で初めて今のワニたちの祖先のマチカネワニの化石がほぼ完全な形で市内の柴原、阪大キャンパス敷地内で出てきたことが発端となり誕生したようです。いわゆる町おこしに使われてしまったマチカネワニなのです。その古代ワニのことはさておき、現代の市民の考えたことは、ワニを食べて豊中を活性化させようと「マチカネミート」が誕生しました。何も知らない私は豊中名物と聞いてワニの養殖でもしているのではと思いましたけど違うようです。キャッチコピーは「コラーゲンたっぷり、高たんぱく、しかも低カロリー」で誘っています。
 この広報誌の会議でワニ肉を食べる担当になったとき、それほど深い考えもなく承諾してしまい、あとでいろいろとワニのことやワニ料理のことをネットで調べたら怖くなってしまいましたがあとの祭りです。
たかが「マチカネミート」、されどワニ肉

 阪急豊中駅下車すぐ居酒屋「ガレージ」に行ってきました。ヘルパーさんと二人です。意気地のない私は、ワニ―ジョ(ワニ肉のアヒージョ)とワニハンドカラアゲを注文したですが、ヘルパーさんにワニハンドカラアゲを全部食べてもらいました。感想を聞いてここに書きます。「鶏のカラアゲみたいだけど、食べるところがあまりないわ。骨とスジばかり…で、コラーゲンはあるなという感じ」だそうです。見た目ビールのおつまみに美味しそうでした。ワニ―ジョの方は、ワニ肉の切り身とキノコと色々な野菜をガーリックとオリーブオイルで炒めた感じのお料理だったので、ワニ肉を食べてみました。鶏肉より硬くコリコリとした食感でガーリックやオリーブオイルが効いていて、肉の匂いは感じられなかったように思いました。これもお酒の欲しくなるお味付でした。
他にもメニューいっぱい

 居酒屋さんなんて滅多に行かないけれど、そこのお店はミラーボール、照明などの演出で幻想的な雰囲気でメニューも洋風で、パスタやピザもあり、もちろんお酒の方も豊富でした。すべてのお料理にワニが入っているというわけではなく、ワニ料理は別です。ワニは舌がおいしいそうですね。ここにもありましたが、食べる勇気がなかったです。
 車いすで行かれる方は入口に段がありますが、それを越えたらバリアがないですよ。ただ、トイレが普通のトイレなんです。でも駅前なので、なんとかなるでしょう。ワニが食べたくなったら、行ってみる価値はありますよ。なんせ豊中名物マチカネミートですから・・・・・・。
(担当:塚原)

Garage(ガレージ)
場 所:豊中市玉井町1-9-19
電 話:06-4865-2112
 

福祉の店「なかま」

 阪急宝塚線豊中駅北口の改札を出ると、直ぐ目の前にあるのが「福祉の店なかま」。豊中市内にある25カ所の事業所が、交替でそれぞれ個性を生かした商品の販売を行っています。今回、福祉の店「なかま」の経緯については豊中市社会福祉協議会に、それと実際の様子を交替で販売されている事業所に、取材をお願いしました。
 まず、豊中市社会福祉協議会(豊中市社協)の吉田和光さんにお話を伺いました。1992年に豊中南ライオンズクラブの寄付金を基に、市内の障害者福祉作業所に呼びかけて、参加協力出来る事業所で運営委員会を結成し、岡町のシ 
ョッピングセンターで始まりました。しかし、1995年の阪神淡路大震災で被災したために閉店を余儀なくされました。その後も再開を要望する声は絶えず、2001年に、阪急宝塚線高架化に伴い出来た公共スペースを、豊中市から豊中市社協に提供されたことにより、現在の場所で再開されました。2016年7月には15周年を迎え,それを期にリフォームを実施して現在に至ります。
 参加協力事業所は、1992年当初は41団体でしたが、その後の法人化の流れで事業所の統合等が進み、現在は25事業所が運営委員会を組織して「なかまの店」の営業を続けています。
 ただ、再開当初は土曜休日も営業していましたが、現在土曜休日の営業は、月に1~2回ある程度になっています。吉田さんのお話では、人手の問題や「休日出勤」への対応の難しさなどから、この様な状況にあると言われます。日々の繁盛ぶりをみても、土曜休日の営業は望ましいところです。そして、協力してもらえる事業所があれば大歓迎とも付け加えられました。
 次に実際に営業されているお店に取材させて頂いたのは、であいランドと、ハニー・ビーの2カ所です。

NPO法人で・あ・い であいランド
売り上げはメンバーの工賃へ
 であいランドの主な商品は、バザー品です。定期的に地域住民の方にポスティング等で呼びかけて集めています。また、刺身や蒟蒻などの委託販売も行っています。
 取材させて頂いた時は、来店されるお客様も一段落して、ゆっくりお話を伺うことが出来ました。
 店番はスタッフとメンバーが交代で入ります。メンバーはそれぞれのペースも配慮して午前午後の交替しています。対応して頂いたスタッフの小川さんは、売り上げを少しでもメンバーの工賃に反映させたい、と思いを語られました。また「なかまの店」は地域の人々とのコミュニケーションの場として重要であるという認識を示されました。
 取材中も賑わいは途切れる事はありませんでした。

特定非営利活動法人ハニー・ビー
 本日、開店初日です 
 就労移行支援事業・就労継続支援B型事業「ハニー・ビージョブ」の、初出店の日に取材しました。応じて下さったのは、サービス管理責任者の新田さんです。
 豊中市域で広く障害者の支援に取り組まれている法人で、今回の初出店は就労の機会を増やす一環として取り組まれています。障害者メンバーと健常者スタッフがペアを組み、交替で店頭に立ちます。接客などの体験を積み、就労に繋がる為の取り組みです。 
 商品は、ハニー・ビ―の自社作成のアクセサリーや・委託販売の商品は吟味されたものばかりです。
 初日の入りはまずまずとのことで、取材中も訪れるお客は絶えませんでした。

 今回の取材で私は、「福祉の店なかま」が障害者の地域生活の中でしっかりと根付いて来ていること、就労を始め地域で暮らす為の支援として、地道な取り組みの必要性を実感しました。
(担当:大東)

福祉の店なかま
場  所:阪急宝塚線豊中駅北口の改札を出ると、直ぐ
開催日時:不定休 10時~18時



投稿コーナー
みなさん、こんにちは!このコーナーでは、俳句・川柳・コラム・自立生活レポート・大喜利・写真で大喜利など、みなさんからの投稿作品をご紹介しています。今回もたくさんの投稿作品が集まりました。投稿して頂いたみなさま、本当にありがとうございました。各カテゴリで一番面白かった作品には「☆マーク」が!?
※全ての作品をご紹介できない場合がございます。あらかじめご了承下さい。

短 歌・俳 句

☆年重ね 六十路過ぎても 幸せと
   言える今の我 君有りてこそ
〈岩國久美子 さん〉

○障害を 全て受け入れ 自立せし
    皆の支援に ただただ感謝
〈阿志賀俊範 さん〉

コラム

ぼくの日曜日
おいしい食事と差別解消法
ビル街の小ぎれいなラーメン屋へ入った。広めの店内の半分ほどに日が差しこんで、ゆったりできるはずだった。窓ぎわのテーブル席へ案内されてメニューを見ようとすると、20代前半の小顔で目鼻立ちの整った繁華街で芸能プロダクションにスカウトされそうな店員さんが近づいてきた。
「この席でよろしいですか?」
ヘルパーさんとぼくはニコッとしながらうなずく。
「フォークやスプーンは必要ないですか?」
ぼくたち二人はハモるように「大丈夫です」と応える。もう一度メニューに視線を移そうとすると、「辛いのは大丈夫ですか?」と問いかけられる。歯切れよい口調だし、ほんとうに笑顔が愛くるしい。「得意なほうです」とぼくが応えると。ヘルパーさんもうなずく。
「お部屋は暑くないですか?」
「大丈夫です」、またまたハモった二人の声は、すこし疲れはじめていた。
「テーブルの高さはこれでよろしいですか?」
「あのぉ、用があったら呼びますから」、もうぼくはうんざりしていた。
その後も、ラーメンが運ばれてから熱さはどうかとか、麺が長すぎないかとか、とにかく気づかいの嵐だった。味も上品すぎて物足りなかったけれど、気づかいの嵐はご勘弁願いたいものだ。
ふつうに接してほしいだけなんです
障害者差別解消法がスタートして以来、新しい店に行くと妙に丁寧に断るか、ほかのお客さんとは比較にならないほどデリケートな接客の店が目立つようになった。
社会の多くの人が問題の起こることを恐れている。さらにクレームやその後に生じるさまざまなリスクに心の大半を砕いている。心地よい空気をつくりだすこととリスク回避は、似ても似つかないものなのだ。おいしいものを提供したいとか、楽しい時間をすごしてほしいとか、プラスの考えと行動に向かわなくなっている「まち」がそこにある。
豊中でも校区の学校ではなく、支援学校へ通う子どもたちが増えているという。幼いころからつき合っていたら、そこに障害を持つ人がいることが「ふつう」な状況があちらこちらで展開されるだろう。学校を卒業しても、平日は施設や作業所の車で自宅との行き帰りを送迎され、お昼間は内職をする。それで地域で生きていると、胸を張れるのだろうか。「施設」か、「地域」か、というような根本的な枠組みの選択も大切かもしれないけれど、その枠組みの中での内容が問われる時代になったのだと思う。
前回、紹介した「かわべ」のご主人のように、言葉数は少なくても伝わることは確かにある。そんなつながりも存在するけれど、分けることで産まれる弊害はほんとうに大きい。
どんな障害者も「ふつうに接してほしいだけ」だと思う。「おいしい店」がどんどん減っていく。
〈海帰 優人 さん〉

大喜利

「iPhone20に搭載される
新機能とは?」

アップルマークから     
     りんごの香りがする 
○着うた           
〈猫 背太郎 さん〉

○ターボジャンプ       
〈デビッド・ハッセルホフ さん〉

○噛めば噛むほど味わいスマホ 
○転んでも          
    タダでは起きないスマホ
○燃えないスマホ       
〈藤田ニコル さん〉

○ドローン化する       
○空から空撮OK       
〈ゲーハー さん〉

写真で大喜利

○まっ青な空を、スーパーマンが
  かっこ良く飛んでる姿を  
        表現してます。
〈マサヒローネ さん〉

地球に無理矢理3時間くらい 
   いさせた時のウルトラマン
〈おまかせ さん〉

○船越と松居の        
 火曜サスペンスに出てくる死体
○いつでもOK        
〈ゲーハー さん〉

○あっ!熊が出た!      
〈藤田ニコル さん〉

○彼氏とお花見なうに     
        使って良いよ 
〈猫 背太郎 さん〉

○うう~ん、おかあちゃーん、 
    ムニャムニャ・・・・・・。 
〈最高位序二段 さん〉
《投稿作品大募集》   
CIL豊中通信では、みなさんからの投稿作品を大募集しております。

俳句・短歌    応募番号1  
 テーマは自由
川柳       応募番号2  
 テーマは自由 
コラム      応募番号3  
 400字から1200字
自立生活レポート 応募番号4  
 400字から1200字
大喜利      応募番号5  
 お題 次回オリンピックから新しく加わる競技とは?
写真で大喜利   応募番号6  
 お題

《応募方法》      
郵送、FAX、メール、Twitterのいずれかの方法で、ご応募いただけます。
必要事項 ①お名前 ②ご連絡先 ③応募番号 ④投稿内容
郵送での応募 ハガキまたは手紙に必要事項をご記入の上、左記の送付先までご郵送下さい。【送付先】〒560-0033 大阪府豊中市蛍池中町2-3-1-305 豊中市障害者自立支援センター CIL豊中通信投稿コーナー係
FAXでの応募 用紙に必要事項をご記入の上、次のFAX番号までお送り下さい。【FAX】06-6857-3602
メールでの応募 お使いのメールより必要事項をご記入の上、左記メールアドレス宛てにお送りください。【メールアドレス】tuusin@ciltoyonaka.com
Twitterでの応募 CIL豊中のアカウントをフォローしていただき、ハッシュタグ(#シートヨ〔応募番号〕※俳句の場合は #シートヨ1 となります。)を付けてツイートしてください。【アカウント】@ciltoyonaka


哲珍の部屋 ~最近の当事者は2局化している様な~
    
 あえて、おっさんぽい事言いますが、いやおっさんは自覚しています。最近の当事者は2局化している様な・・・。「俺当事者、周りの事より自分の事が大事だぜェ」か、「僕当事者、平日は通所、土日はガイド、計画通りで楽しいの」か。
 いいんですかね、いいんでしょうね・・・、いいんですかね?

 もう半世紀ほど前、世界初の障害者情報誌『リハビリテーションギャゼット』に、こんな言葉が載っていたとか。
「自立(生活)とは、どこに住むか、いかに住むか、どうやって自分の生活をまかなうか、を選択する自由をいう。それは自分が選んだ地域で生活することであり、ルームメートを持つか一人暮らしをするか自分で決めることであり、自分の生活(日々の暮らし、食べ物、娯楽、趣味、悪事、善行、友人等々) すべてを自分の決断と責任でやっていくことであり、危険を冒したり、誤ちを犯す自由であり、自立した生活をすることによって、自立生活を学ぶ自由でもある。
 この言葉にも響いてほしい。
 前者には、今生きれてるのはなぜか?知らなあかんで!と。
 後者には、枠の中で生きてるってどうなん?枠が無くなったらどうするの?と。

 安易にサービスにのって生活しているうちは楽しいが、このご時世だ。
 少子化、高齢化、介護者不足、延命治療や尊厳死、優生思想からの出生前診断や強制不妊手術、能力主義から命の選別。
 
 そこで天災か争いか知らんけど社会に混乱起きたりしたら、すまんけど、生産性のない方はいなくなってと。法の下の平等の条文の中に「障害」が入ってないのも混乱後すぐに支えれないという理由やね。
 ナチスのT4みたいに、最初は精神、んで知的、ついでに身体も、ってなるかもよ。

 まだまだ障害者を取り巻く環境は全然熟しちゃいないから、枠にハマらんで、周りの事にも興味持って、地域のつながりたくさん創って、色んな奴がおってええねんって伝えていかなあかんでぇ!
(担当:上田)


ねや散歩 part.5
ねやたろう

北大阪急行電鉄、路線延伸工事中
 前回の最後に予告したとおり、今回は北大阪急行電鉄の路線延伸について述べる。これまで千里中央が起点(終点)だった北大阪急行であるが、そこから箕面市内の新箕面(駅名は仮称)まで延伸される工事が進んでいる。2020年度開業目標とあるが、仮歩道に設置された案内表示には、『鉄道延伸工事、平成33年3月15日まで』と書かれており、従って2021年3月の開業と思われる。
 それでは、延伸区間を見てみよう。千里中央を出発した電車は、新御堂筋の地下を走り、約2分で箕面船場駅(仮称)に到着する。この駅は新船場北橋東詰(バス停の新船場北橋)のところに出来る。そこからさらに2分ほど走ると終点の新箕面駅であるが、その手前で地下から出て高架線になり、国道171号線を跨いだ後、新箕面に到着する。駅ホームは、みのおキューズモール(旧名カルフール箕面)の2階と同一面となり、正面の改札口を出たら、そこがキューズモール2階の通路となっている。
 現在、延伸工事区間では新船場北橋付近を中心に、1車線の車線規制が行われている区間がある。それによる渋滞も見られたが、普段は案外流れているのかな?と感じた。
 延伸後は、梅田~新箕面が約24分となり、箕面市船場地区・萱野地区からの利便性は当然上がる。ただ、今まで起点駅ならではのメリットがあった(つまり、ゆっくり乗れた)千里中央が、途中駅になるのは、本音を言うと残念だ(笑)。


☆☆☆サービスのご案内☆☆☆

ヘルパーステーションCIL豊中
訪問看護ステーションCIL豊中
TEL06(6840)8195 FAX06(6840)8196

障害者総合支援法介護サービス
障害者総合支援法によるホームヘルパー、ガイドヘルパー派遣。
◇サービス提供範囲 豊中市及び近隣地域
◇サービス提供時間 24時間365日
介護保険訪問介護・総合事業訪問介護相当サービス  
介護保険によるホームヘルパー派遣。
◇サービス提供範囲 豊中市
◇サービス提供時間 24時間365日
介助サービス
 障害者(豊中市在住)の自立支援を目的とした、制度外サービス。
◇介助料
 【一般介助】1時間1,200円【その他】旅行介助
  介助者にかかる交通費及び宿泊費等は利用者負担です。
◇キャンセル料 当日キャンセル半額
※条件の合う登録介助者が見つからず、御希望にそえない場合があります。
訪問看護サービス
看護師等が家庭に訪問し、在宅療養の支援をします(医療保険、介護保険)。
◇サービス提供範囲 豊中市及び近隣地域
◇サービス提供時間 月曜~土曜9時~18時

ボーイズ&ガールズ
TEL06(6843)5580 FAX06(6843)5590

重症心身障害児(者)多機能型通所事業所
 放課後等デイサービス・児童発達支援・生活介護
◇サービス提供範囲 豊中市及び近隣地域
◇サービス提供時間 児童通所11:30~17:00 生活介護10:45~15:30
休み:日曜・木曜、祝日、年末年始

豊中市障害者自立支援センター
TEL06(6857)3601 FAX06(6857)3602

豊中市障害者相談支援事業(無料)
 障害者やその家族等の相談等支援をします。
◇福祉サービスの利用援助
◇社会資源を活用するための支援 ◇社会生活力を高めるための支援
◇ピアカウンセリング  ◇権利擁護   ◇専門機関の紹介
自立生活体験室
 障害者の方が、自立生活を体験してみる部屋です(介助者の方は無料)。
◇宿泊利用 1泊1,500円 ◇デイ利用 1回(5時間まで)750円
計画相談支援・障害児相談支援・地域相談支援(無料)
 サービス等利用計画の作成、地域移行支援、地域定着支援等。
豊中市障害者外出支援サービス
 車いす対応車を運行し、一般交通の利用が困難な障害者の社会参加を支援。
◇利用対象者は、豊中市内に住所を有し、次のいずれかに該当する15歳以上65 歳未満の人、概ね6歳以上15歳未満で車椅子使用の人、65歳以上で豊中市 高齢者外出支援サービス『ほのぼの号』の対象にならない人です。
 ①身体障害者手帳1・2級(下肢、体幹、視覚、内部)を所持している人。
 ②療育手帳Aを所持している人。
 ③腎臓機能障害で透析治療を受けている人。
 ※入院、入所中の人は利用できません。
◇利用日時 午前9時から午後5時(年末年始12/29~1/3を除く)。
◇利用回数 月4回まで利用できます。
◇利用料 4㎞未満300円~20㎞以上2,500円
◇利用区域
 豊中市及び隣接市(大阪市南部を除く)及び特定施設
◇キャンセル料 当日キャンセル300円
点字名刺(送料は一律270円)
◇片面名刺印刷と点字打ち込みの場合 10枚400円
◇両面名刺印刷と点字打ち込みの場合 10枚500円
ロゴ・イラスト又は写真入りの場合は10枚につき50円の加算となります。


~各部門だより~

ボーイズ & ガールズ
 ボーイズ&ガールズは、昨年4月に新体制をとり、1年がたとうとしています。初めの年なので、毎日が新鮮で職員一同ワイワイとやっています。
さて、そんな私たちが積極的に取り組んでいることの1つを紹介します。それは壁面製作です。月毎にデイの壁を飾り付け、利用者のみなさんに季節の移ろいを感じてもらいたいという思いです。利用者のみなさんが製作したものを飾り付けたり、職員が飾ったものを利用者さんにアレンジしてもらったりと、その方法は様々です。訪問途中のヘルパーさんも訪看さんも、もしお暇があれば、休憩ついでにのぞいてみてくださいね!

ヘルパーステーション
 新しい年を迎えたと思ったのもつかの間。まぐるしく月日が過ぎ去っていきます。去年の秋ごろ。利用者さんと今年は『カメムシ』を多く見かけると話題になり、「その年の冬は寒くなるよ」と教えてもらいました。
おっしゃる通り。今年は本当に厳しい寒さになりましたね。暑いのも苦手ですが(汗)少しずつ、日差しがやわらかくなるのを感じるとうれしくなるものですね。まだまだ寒い日が続いてますが皆さんも体に気をつけてお過ごしください。Co畑より。

訪問看護ステーション
 「今年は、積雪がないのは有りがたいですが、寒い日が多いように思いますね。バイク訪問をしている私達には厳しい季節の真っただ中ですが、インフルエンザの嵐にも負けず、今年度は一人も感染者が出ておりません!!このまま春を無事に迎えたいと思います。はーるよ恋?はーやく来い♪」

事務局
 日々かかってくる電話は、できるだけ早くとるように心がけています。いつも競争ですが、時にはビーチフラッグのようになり、ひとるの電話に手が3本のびることも。他の部署の人がとった時はなぜか悔しい気持ちになる事務チームです。

支援センター
 管理者の上田です。制度に合わせる人間が増えてるように感じます。誰のための制度なのか!人に制度が合わせる社会にしないとです。


編集後記
編集長 根箭太郎

 この冬は本当に大寒波に見舞われましたね。そしてインフルエンザも猛威を振るいました。
 私も実は、1月下旬にインフルエンザに掛かり、1週間以上仕事を休まざるを得なくなりました。その影響で、広報誌の発送が本来より十日ほど遅れることになってしまい、お詫び申し上げる次第です。

 さて、この号は、リニューアル50号を受けての次の号ということで、いかに前号と比較してクオリティーを維持するか、ギャップのないものに仕上げるか、ということに気持ちを向け、作って参りました。
 
 もし、皆さまから感想や意見が届きましたら、それに耳を傾けて、広報誌の充実度アップにつなげていきたいと思っております。

 また、これも本誌内にお知らせを挟んでいますが、今年は、障害福祉センターひまわりの改修工事に伴い、クリスマスパーティーが行われないことになりました。楽しみにされていた方々には、大変残念な話ではありますが、ご理解願います。

 次回は、10月の発行となります。間に猛暑の時期がやってくると思いますので、熱中症には充分お気を付け下さい。それではご機嫌よろしゅう。


編集人 NPO法人CIL豊中   
豊中市蛍池中町2の3の1の305
H P: http://www.ciltoyonaka.com/
Twitter: @ciltoyonaka 
Email: info@ciltoyonaka.com
TEL 06(6857)3601  
FAX 06(6857)3602

発行人 関西障害者定期刊行物協会
大阪市天王寺区真田山町2の2 
 東興ビル4階  定価100円


2018年CIL豊中 クリスマスパーティーについて

 毎年、年末に開催しておりますCIL豊中クリスマスパーティーですが、今年は会場の市立障害福祉センターひまわりが全館改修工事(2018年7月~2019年3月まで)のため使用できなくなり、開催できないことになりました(他の場所での開催を検討しましたが、広さ・安全面・利便性・費用などで良い会場がありませんでした)。
 来年の、2019年CIL豊中クリスマスパーティーは、リニューアルされた市立障害福祉センターひまわりで開催を予定しています。
 今年は開催できず、楽しみにして頂いている皆様には申し訳ありませんが、来年は新たな気持ちで楽しいクリスマスパーティーを開催したいと思いますのでよろしくお願いします。


NPO法人CIL豊中
正会員・賛助会員(入会・継続)のご案内

 NPO法人CIL豊中では、法人の目的に共感して下さる正・賛助会員を募集(任意)しています。

 NPO法人CIL豊中の会員の種別は次の通りです(会員の皆様には広報誌等を発送します)。
◎正会員  この法人の目的に賛同して入会した個人及び団体
   年会費3000円、総会の構成員(NPO法上の社員)です。
◎賛助会員 この法人の事業を賛助するために入会した個人及び団体
   年会費1口1000円、総会の構成員ではありません。
◎登録会員 この法人の事業に利用者又は活動者として登録している個人及び団体
  年会費無料、総会の構成員ではありません(入退会の手続きは特にいりません)。
※利用者・活動者は自動的に登録会員として登録されていますが、正・賛助会員にも任意で申込めます。

 入会していただける方は、下記までご連絡下さい。
〒560-0033 大阪府豊中市蛍池中町2-3-1-202 NPO法人CIL豊中
TEL06(6840)8195 FAX06(6840)8196

 なお、現正会員・賛助会員の方は平成30年度年会費を納入して下さるだけで申込書は必要ありません、ぜひ、継続していただきますようよろしくお願いいたします。
郵便振替口座:00950-9-106544 NPO法人CIL豊中


振り込み用紙は一緒に同封しております。


「CIL豊中通信」に戻る