+救命救急講習2008(普通救命講習)が行われました+



2008年1月26・27日、2月23・24日、4月19・20日、5月24・25日の計8日間(すべて土日)、豊中市消防本部救急課の主催により、救命救急講習(普通救命講習)が実施されました。

CIL豊中では、ヘルパー現任者研修の一環として、各職員・ヘルパーが講習に参加してきまして、普通救命救急の最新の方法について勉強しました。2004年の秋にも一度参加した事があり、今回が2回目となります。

救命処置のガイドラインは、前回参加の翌年である2005年度に改正が行われ、それまでよりも心肺蘇生(心臓マッサージ)により比重が置かれた処置が、奨励されるようになりました。
具体的には、これまで心肺蘇生15回+人工呼吸2回がワンセットだったのが、改正以降は、心肺蘇生30回+人工呼吸2回がワンセットとなっています。
また、直接口と口とが接触する事になる人工呼吸に、ためらいがある場合や、極めて緊急の場合には、心肺蘇生だけでも良いとされるようになっています。

そのほかに、AED(自動体外式除細動器)の使用について、小児(1歳以上8歳未満)に対しての使用が認められるようになりました。
AEDというのは、主要な公共施設に設置されている、心肺蘇生の補助装置で、初めての人でも使えるように、電源を入れたら音声で使い方(順序)がアナウンスされる仕組みになっています。
前回参加時には、講習に登場していなかったAEDは、現在では普及が進み、市民の間での認知度も上がっていっているという事です。

ガイドライン改正以降、まだCIL豊中としての救命救急講習が行われていなかったことから、今回の講習参加となりました。



講義中の光景。これは4月20日(日)の講習で、
場所は野畑図書館の集会室でした。
AEDのデモンストレーションをする隊員の方々。



少し角度的に分かりにくいですが、
人工呼吸の実演をする署員の方です。
手を差し伸べ、さわやかな表情を浮かべているのは
何故かといいますと、「そこの方、救急車を呼んで下さい」
と声を掛ける場面の実演をしているからです。



はじめに行われた講義では、人体の基本的なメカニズムについて、図や模型を用いて説明がなされ、また前回講習時と同様、「何秒早くすれば、何%助かる率が増えるか?」について解説されました。そして、「救急車を呼んでから到着するまで、平均約6分かかる。だけど、道が混んでいたり、たまたま救急車が出払っていたりしたら、遠くから応援を呼ぶから、もっとかかる。その間、倒れている人に何もしないよりは、少しでも市民が救命処置をしてくれたら、それが一番ありがたい。焦るとは思いますが、ぜひ実行して欲しい。」と、その重要性を呼びかけていました。

そして、上記の『2005年 救命処置のガイドライン改正』の内容が詳しく説明されまして、この中で、『心臓マッサージ』が『心肺蘇生』と、呼び方が変わったことが、案内されました。

講義の後は、モデルの人形を使って実習が行われ、また、AEDのお披露目と使い方のデモンストレーションも行われました。
受講生も一人ひとりAEDの使用を体験したのですが、音声で一つ一つ、分かりやすいアナウンスが流れてくるのを見て、「便利な機械だな。」と思いました。

実習の中には、通行人に救急車を呼ぶよう頼む場面もありましたが、前回は、「すみません、救急車を呼んで下さい。」だけだったのに対して、今回は、「AEDが近くにある場合は、持ってきて下さい。」という一言が加わりました。


人工呼吸の実習 心肺蘇生(心臓マッサージ)の実習


最後は、一人ひとりがテストを受け、講座は終了しました。
緊張感もすごくありましたが、心肺蘇生を30回連続で、それも2セット行うというのは、体力的にもなかなかハードで、大変でした。
果たして、いざという時本物の$l間に対して出来るのかどうか、不安な面もあり・・・・・。

しかし、今回の受講を通じて、救命に必要な装置が、出来るだけ初めての人にも使いやすい形で開発されている事、また救命処置の方法も、全体としては、より抵抗無くやれるようにガイドラインが改正されている事を知ることが出来、良かったと思います。


最新のAEDを、各受講生も使用体験しました。 実技のテスト風景



隊員の方がよこでじっと見ておられる中でのテストは、なかなか緊張するものがありました。
なお、人工呼吸の時は、相手の鼻の穴を手で押さえ、空気が鼻から漏れない様、気を付けます。



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