KSKS CIL豊中通信【アイエルちゃん新聞】VOL.68 2026年3月号
編集人 NPO法人CIL豊中
豊中市蛍池中町2の3の1の203
H P: http://www.ciltoyonaka.com/
Twitter: @ciltoyonaka
Email: ziritsu@ciltoyonaka.com
TEL 06(6857)3601
FAX 06(6857)3602
発行人 関西障害者定期刊行物協会
大阪市天王寺区真田山町2の2
東興ビル4階 定価100円
特集:たまにはね、足をのばして「いい湯だな」-後編-
三重県の榊原温泉をご紹介した前号に続き、今号では兵庫県の城崎温泉を尋ねました。「温泉旅行なんて諦めていた」という重度の障害当事者(年齢と共に、障害が重度化してきた)が、バリアフリー温泉旅館を満喫してきた模様。果たしてその珍道中や如何に?因みにこのお方、昨年の夏には須磨で海水浴にもチャレンジしています。海にも温泉にも繰り出すそのバイタリティーを見習いつつ、特集を吟味してみたいと思います。なお、今回はバリアフリールームに介助者2名(本人と合わせて3名)で宿泊しました。そのため、大きな声では言いませんが、前回よりは予算が高く付いております。それでも、人生で一度は体験してみては如何がでしょうか。
念願の温泉でした!!
こんな私でも温泉が楽しめました。
旅行や温泉なんかは過去の思い出の中の話で、今の私には、「絶対に無理な話だ」とあきらめざるを得ない状況でした。でも旅行や温泉は、大好きです。今回もご同行いただいたヘルパーさんはもちろんのこと、いろいろな方々のご協力で行かせていただきました。
特に娘と出かけるのも久しぶりで、「18年ぶりちがうかあ?確か小6の時に行った上高地⁈あれ以来やで」と言うと、娘は「そんなに一緒に出掛けてない?」と言っていました。保育所から小学校くらいまでは、よく一緒について来てくれていました。でもそれ以降の彼女は、大人への第一歩を踏み出し始め、私自身も老化への第一歩をたどりはじめていたと言う感じでした。今度の取材旅行に一緒に行って、いろいろと手伝ってくれました。とっても嬉しかったです。
いざ出発です!!
城崎温泉は、兵庫県は北の方、冬になると雪が積もるようなところで、12月初めの天候が気になっていました。当日の朝新大阪駅まで車で送ってもらい、久しぶりのワクワクドキドキの旅のスタートです!
私は以前の私ではなく、ティルトリクライニング式の大きないすにドカッと座ったままの私です。特急列車こうのとり号に乗っていざ出発です。車いす席をとってもらい、トイレにもスムーズに行けました。なんせ、3時間の長旅、トイレも広くて、乳児用のおむつ交換台もあって、だれにとっても使いやすいトイレのようでした。車窓から見える風景は、山や田畑の田園風景、時折紅葉が日に美しく映えてあーなんてのどかでのんびりした景色なのでしょう!ゴトンガタン揺れながら、1300年からの歴史ある城崎温泉へと向かっていきます。
♨いいですね~ー!この雰囲気!!
城崎温泉駅に駅員さん二人で迎えてくださいました。駅舎は最近リニューアルされたようで、割とスムーズに進めました。街全体が「うわー、昭和⁉」という雰囲気。列車をおりると、思わずただいま!!と言いたくなりました。木造の低い店舗が立ち並ぶ中を歩いていると、浴衣姿の人たちに出会いました。平日だからか、人混みもなく、それほど寒くもなく、のほほほーんと宿泊予定のお宿まで歩いて、レトロな街を少し楽しみました。
♨足湯につかりたいとがんばりましたあー(;^_^A
ネット情報で、車いすで入れる足湯のカフェの店があるということだったので、是非に足湯につかりながら、カヌレやイモのお菓子を食べる極楽気分を味わいたくて行ってみました。確かに店内は車いすで入れると思うけれど、温泉は下の方を流れ、まるで掘りごたつの感じです。その足湯につかるには、車いすから降りて、背もたれのないところで、座位を保たなければならず、今の私には断念しなければならない状況でした。ヘルパーさんが車いすでもつかれる足湯を探してくれて見付けたのが、城崎温泉名物の外湯の「柳湯」さんの一角です。それは昔の家の井戸のような感じでもあり、車いすのままでもつかれるように、少し高くなってたのですが、私の車いすは、定型の車いすより構造上少し高さもありました。上手くつかれるかな?と思いつつも足をつけてみたら、やはり届かず、座席のティルトを起こしていって最高に前傾姿勢になると、やっと足指の上までつかれました。15分間程踏ん張りました。少しでも温泉につかれて、最初は生ぬるいお湯でしかなかったのに、後でいつもは冷たい足が、ホカホカと温かく感じうれしくなりました。さすが温泉です!
いざ、バリアフリールームに一泊!!
いろいろと道草を食いながら、当日のお宿「あさぎり荘」に到着です!玄関からスロープででバリアフリー旅館の、バリアフリールームで一泊です。無事にチェックインしようとしていたら、翌日の「湯浴みヘルパー」からお声がかかりました。初対面の挨拶を交わし、「ここの庭には、よくコウノトリが朝降りてくるんで、ひょっとしたら明日の朝見られるかもしれない」とおしえてくださいました。
バリアフリールームを、ちょこっとルームツアー!
お部屋は4階のバリアフリールーム、大きい車いすがゆったりと玄関に入り、少しスロープを上がったら左手は居間になっていて、6人掛けのテーブルと、テレビがありました。そして、奥は一段高くなった和室になっていて、その右横にはベッドルーム(普通のベッド2台と介護用ベッド1台)そして廊下を挟んでトイレとバスルームがある、広くてきれいなお部屋でした。
この部屋のお風呂(温泉ではない)には、リフトがついてはいたけれど、高い所に座って、壁をスライドさせながら湯船へと降下するタイプでした。そのため、座位が安定していない私には難しそうだったので入浴はやめました。あさぎり荘にはシャワーキャリーが何種類かあるので(貸出備品一覧表の写真参照)、私に合いそうなのをお借りし、ヘルパーさんにシャワーだけしてもらいました。(もうひとつ2階にもバリアフリールームがあるそうですが、そこのお風呂にはリフトはないようです)。
蟹食べることもまた楽しい!!
夕食はお部屋でゆっくりといただきました。旅行の楽しみの一つに、食べることがありますね。但馬牛のステーキや、のどぐろの煮つけ、冬のカニの焼きカニなど、普段の生活にないような料理も味わえて、仕事とはいえ、うれしかったです。このご馳走を全部食べたいという思いで、いつもの量より4倍近く2時間もかかって、この時ばかりは全部とてもおいしくいただきました。翌朝はお食事処に行ってのバイキング形式でした。お腹いっぱい食べられることは、幸せなことです。
♨朝、腹ごしらえも完璧に終わらせ、この旅のメイン温泉?!
城崎温泉には、「湯浴み」というヘルパーサービスがあります。今回はそのサービスを利用して、温泉につからせていただきました。
朝ごはんが終わって、一般大浴場が空いてからの入湯となりました。前の日に座位がとれていたシャワーキャリーにネットを敷き、その上に私を乗せ、入口の段は人力でクリア、洗い場で全身洗い流し、いよいよ温泉に入ります。頭と、左右の両横と湯あみヘルパーさん三人でネットのはしを持ち上げて移動し(これは人力によるリフトという感じで、ヘルパーさんたちは大変)いよいよ浴槽のふちにヘルパーさんたちにネットで支えてもらいながら座り、温泉につかりました。あー、いい湯でした!
湯浴みヘルパーさんについては一人の利用者さんにつき二人介助が原則で、利用時間は90分、料金は15,000円です。予約の時に書いて送る申込書をもとに、初対面の方の入浴介助をしなければならない仕事です。だから大変気を遣われるとは思いますが、始終笑顔で接してくださり、私自身は温泉につかれて、心身ともにほんわかしてしまい最高にうれしかったです!感謝感激でした!
♨誰でも楽しめる旅をサポートします!
ここの大元は主に就労支援など豊岡市を中心に活動されているNPО法人ぷろじぇくとPlusで、今回お世話になった城崎温泉ユニバーサルツーリズムは、その事業の中の一つのようです。担当の衣川さんにお話をいただきました。
「親孝行したいときは城崎温泉へ」がキャッチフレーズになっていますが、特に介護のついている高齢者が対象です。身障者手帳1級を持つ重度の方でも対応できる体制をとっています。最近も要介護度5の方も来られているし、ご夫婦で来られる方も多く、中でも先に奥さんのほうが体を悪くされ、これがもう最後の旅になるかもしれず、最後に温泉につからせてやりたいと連れてくるケースが一番多いそうです。そんな方に湯浴みヘルプを有効活用してもらえれば、介護する人が介護することだけで終わらずに、その間だけでも温泉につかれたり、自分の好きなことをする自由時間になるはず、そんな思いで活動しておられます。
トラベルヘルパーの在り方や役割について、これからも考えていきたい!!
旅行中の介護サービスについても、将来的に考えておられるようです。旅行中ずっと付き添い、最後に自宅まで送っていくトラベルヘルパーのサービスもあるけど、長時間になることから利用料金が莫大になり、結局旅行を断念せざるを得なくなります。そこで、ワンポイントの介護(例えば城崎の街を散策したり、歴史を学んだりする時などにサービスを利用する)なら、料金的にも利用しやすくなるのでは?と言われていました。
もっと城崎温泉を知ってほしいから電動車いすを貸し出しています!
これは、障害者の方というよりは、むしろ普段は歩行可能な方でも長距離を歩くことが難しいという方を対象にして、電動車いすをお貸しくださるそうです。障害者の方でも安全に操作さえできればお借りできるようです。一人気ままにレトロな街並みを遠くまで歩いて、自然や歴史を空気や肌で感じられる旅もいいですね。そしてこれは、契約の関係上あまり宣伝はされていないようですが、車いすに座ったまま着られる浴衣があるそうです。上下セットで、上は羽織り、下は履く感じです。上は左右に分かれていて、着るときは、マジックテープで止めて、後は帯で前を止めれば、前から見れば、浴衣を着たように見えるとのこと。なかなか面白い着方で興味を惹かれました。
バリアフリーの旅館はほかにもあります!
古き良き時代の情緒たっぷりの街、城崎なのですが、木造建築の旅館が多く、エレベーターを設置できるところが限られます。西村屋松月亭さんや、しののめ荘さんの利用も多く、特にしののめ荘さんはあさぎり荘さん同様、客室にお風呂がついているバリアフリールームが1階にあるとのことでした。なんか、とっても素敵な城崎の温泉旅が、これからもできそうな気がしました。
帰りは初冬の嵐の中、無事に列車に乗れました!
翌日は天候が崩れ嵐のように、雨風が吹き荒れていました。自他ともに認めるお天気女の私は、効力を失っているかのようでした。晴れていたら駅に向かいながら、来た時と同様にぶらり歩き親子で食べ歩きを、時間の許す限りしたいと思っていたのですが、駅に向かうことで必死でした。もう一度来たいと思っていました。
帰りの列車の中で、衣川さんが話されたことを少し思い出していました。豊岡市では生活の基盤がないから、介護の必要な人は、神戸や三田のような都会に出てしまいます。今あるのは、介護保険からの高齢者福祉だそうです。需要がなければ供給はないということですね。だから今の私だって、したいことをあきらめずにしていかなければならないと思いました。私だけでなく一人でも多くの、「旅行なんて無理」とあきらめている人が旅行したら、少しずつでも何かが変わり、次回来るときはもっと利用しやすくなっているかもしれません。
また、娘と一緒に旅行がしたいなあ!!ありがとうございました。(塚原)
●城崎温泉【あさぎり荘】
所在地:兵庫県豊岡市城崎町湯島876
電話:0796-32-2921今取材で宿泊した部屋:バリアフリールーム3名宿泊で1泊26.300円
●城崎温泉ユニバーサルツーリズムセンター
電話:080-9745-1473公式サイトアドレス:https://www.p-plus.or.jp/kinosaki-ut/(サイト内に「お問い合わせフォーム」あり)
営業時間:9時半~17時半
※掲載写真の説明
1.特急「こうのとり」車内で寛ぐ塚原さん
2.城崎の街並み
3.足湯に浸かる塚原さん
4.あさぎり荘のバリアフリールーム
5.貸出備品一覧表
6.塚原さんが使用したシャワーキャリーネット
7.一般大浴室全景
8.シャワーキャリーとネットを準備した状態の大浴場
9.夕食のコース料理
10.あさぎり荘のスタッフと記念撮影
わくワークみっけ!!
今の時代の就労B型を模索する tsunagu
豊中市庄内西町3-7-36 06-6868-9192
豊中市庄内西町、阪急庄内駅から徒歩5分程の所に在る【就労継続B型tsunagu】にお邪魔しました。矢野貴朗さんより、お話を伺いました。
○前職は大阪府職員
tsunaguの設立は2020年9月で、折悪くもコロナ禍の真っ只中でした。矢野さんは前職が大阪府職員で、障害者雇用担当の就労促進課にいました。その当時、或ることが判ったそうで、それは「就労B型の工賃が日本一低いのは東京で、2番目が大阪。因みに隣の奈良は高い方から5番目」。なかなか衝撃的な情報でしたね。
○メインは釣り具
開設以来、利用者の特性や適性を考慮して試行錯誤を続けてきたtsunaguですが、現在メインとなっているのは、釣り具の袋詰めと出荷です。釣り竿から水面に糸を垂らす際、先端部に針を取り付けますが、その手前に取り付ける器具を袋詰めしています。毎週実に7000袋を出荷しているそうで、繁忙期は近隣の就労A型やデイサービスの利用者にも手伝ってもらって、最終的にはtsunaguで点検をします。他には軽作業として、コートやパーカーのフードに付いている紐を或るメーカーから預かり、片端だけ結んで返す、という作業をやっています。反対側の端はメーカーが、紐をフードに通してから結ぶのだそうです。
○今後は食品加工を tsunaguはもう1ヶ所あり、場所は旧野田小学校です。そこでは食品加工をやっており、おやき(長野県では有名)を10種類以上作って、毎月第4火曜日に庄内公民館(ショコラ)の朝市で、300円で販売しています。翡翠茄子とトマトのカンツォーネ(チーズの包み焼)という商品もあり、若者にウケがいいのだとか。米粉のロールケーキも作らないか?という話もあるそうですが、食品加工の責任者は元パン職人ということで、此処でも販売を始めたいと意気込んでいました。
○二手に分かれる就B
従来、就労B型は工賃制で、一定の能力を身に付けた人は、一般就労へとステップアップするのが常道でした。tsunaguは時給制を採り入れており、現在は最高で500円ですが、いずれは最低賃金に近付けたいということです。今、就Bはこのような「どんどん前に進んで」というタイプと、従来の「居場所として」というタイプに二分化されつつあります。企業への納期を守る仕事をしているので、そのための戦力は当然必要なのですが、戦力になる人ほど、次のステップへ進むことが奨励される訳で、就Bが抱えているジレンマだと言えます。
○男女比が3:7
tsunaguの利用者は14名おり、現在も募集中です。障害種別は精神・知的・その重複で、男女比が約3:7だということです。曰く「細かい継続的な仕事は女性のほうが得意。だから女性の方歓迎かな」。季節や気候の変動時など、調子を崩す利用者も多いので、安定した勤務体制を組むのは難しいですが、無理せず通い続けるとことも大切です。だから出来る範囲で利用者には通ってもらう一方、パートのスタッフを何人か雇って仕事を回し、最終的に事業として成立するようにしたいと考えています。
○「整える場」であること
矢野さんはtsunaguを始めてみて、「ここは整える場やな」と感じたそうです。何を?と訊くと、「生活リズム」。長年昼夜逆転だった人も少なくありません。そういう人が生活リズムを整える切っ掛けになるのが、此処に通ってくることです。最後に、夢は食品加工を、工房から将来は工場にしたいということでした。SNSも活用したいとのことで、TikTоkを始める予定なのだとか。今後の就Bの推移にも注目したいです。 (担当:根箭)
※写真の説明
1.tsunagu外観
2.パーカーの紐を結ぶ作業
3.庄内公民館朝市の様子
4.カンツォーネ(チーズの包み焼)
IL活動を訪ねて三十里
今回は泉大津市にある、自立生活センターリアライズを取材しました。当日は鎭西雄太さん、岡田憲幸さん、永田勇次さんが対応して下さいました。
☆【泉大津TRY】
リアライズの最大の特色であり、強みだと感じたのは、地域に根差し、地域を巻き込んだ活動を展開していることです。リアライズでは「泉大津TRY」という活動を10年以上に亘って続けていて、2015年4月開始のSEASON1から、近日開始となるSEASON4まで、4期に分かれています。
☆SEASON1
市内及び近隣地域の色々な店舗を訪ね、「お手伝いします」と書かれたステッカーを貼ってもらう活動を行いました。これは、お手伝いが必要な障害当事者がいる一方、店側にも「お手伝いをしたい」という意思はあるのですが、それが上手く伝わらない現状があり、ステッカーによって明示するというものでした。飲食店など、合計176の店舗が協力したということです。
☆SEASON2
19年1月から24年1月まで実施され、内容は、入口に段差がある店舗に「バリアフリー化のための募金箱」を設置してもらい、集まった募金でリアライズがスロープを購入して、募金箱設置に協力した店舗に贈るというものでした。また、スロープがある旨を知らせるステッカーもオリジナルで作成して、貼ってもらいました。なお、リアライズ自体による街頭募金も、毎月第一土曜日に泉大津駅前でおこなっていました。これまでに募金箱設置店舗は23軒、スロープ設置店舗は17軒、店頭募金・街頭募金等で併せて93万9757円が集まりました。22年8月にはNHKから取材をされ、「おはよう関西」で放送されたとのことです。
☆SEASON3
障害者差別解消法が改正されたのを受け、24年4月から始まったSEASON3では、泉大津市が主導となり、合理的配慮やバリアフリーについて地域への周知を図ると共に、助成金制度が導入されました。具体的には、コミュニケーションツール(例えば点字メニュー)を作成した店舗に5万円、スロープなど物品を購入した店舗に10万円、合理的配慮実施のための工事費が必要な事業者に20万円が、それぞれ支給されることになりました。これまでリアライズが地道に続けてきた活動が行政に認められたとも取れ、リアライズも、合理的配慮やバリアフリーを目指したい市民のために、無料で相談を受け付けています。また、当事者スタッフ自らあちこちの店舗を訪ね歩き、泉大津市の取り組みを紹介して資料を渡したりしています。
☆SEASON4
SEASON4はこれから開始で、内容は歩道のバリアフリー化です。国土交通省の道路緊急ダイヤルの項目をもとに調査シートを作り、それを活用して現地調査を行うということで、行政に改善を求めていきます。調査は一般市民も巻き込んでの実施で、情報はラインによって随時報告出来るシステムになるということです。豊中にも歩道安全度調査マップを作成する活動がありましたが、ラインで報告というのが、さすが今の時代だと感じます。
☆一番弱いところ?!
リアライズは今年で活動18年目ですが、この3月に設立以来初めてのピアカン講座を開催するそうです。鎭西さん曰く、「ピアカンやILP講座は、ウチの一番弱いところ。計画相談の業務もあるが、両立出来ているとは言えない」。リアライズは生活介護もやっており、そこの利用者も一緒になって地域の学校に行き、自分たちのような障害者もいるということを伝える講演活動をやっています。
☆先輩世代とは違う運動を
生活介護の利用者である永田さんは、「僕は中間世代だと思うけど、同じ世代の中には、『この先輩に付いていく』というぐらい、運動にも熱い人もいれば、飽くまでも生活するために来ているという人もいる」。鎭西さんは、「普段活動していて、面と向かって差別される機会は減っている。ただ、僕たちの目の届かない所で、差別する意図は無いけど、障害者を知らないが故に、車いすで入れない構造になっているとか、新しい病院が出来ても、いざ行ったら使えないというのがある」。これからの運動は、拳を立てて立ち向かおう!というよりは、地域に自分たちのような人がいることを知ってもらう活動が大事になるだろうと語っていました。
運動の中身をアップデートしながら、とことん地域に絡んでいく姿勢を一番感じました。(担当:根箭)
※写真の説明
1.リアライズ外観
2.取材を受けたスタッフ3名
3.学校への訪問活動を紹介したスライド
豊中地域情報ばびゅーん!!
とんかつハク
豊中市内のバリアフリーなスポットを探す連載コーナーで、車椅子のスタッフが「こんなとんかつ屋さんがあるよー!この店、通路広いし、バリアフリーぽいやん!」ということで、早速食事も兼ねて、店長の福田省吾さんに取材を致しました。
お店の場所はモノレール柴原阪大前駅から徒歩15分~20分、豊中亀岡線を豊中駅方面に歩いた所にありました。阪急バスでは、春日橋というバス停が最寄りです。
事前にインターネットの写真で見た通り、通路が広くて車椅子で入れそうでしたが、入り口に10cmくらいの段差がありました。私の電動車椅子は大きくて重たいこともあり、店内には歩いて入りました。多少は歩けるので、車椅子をお店の外に置き、お店に入ってすぐの席に案内してもらいました。介助者と一緒ならば、入り口の段差を乗り越えて車椅子のまま入れると思います。
こちらの場所ではお昼と夜と、時間差で2つの店舗が営業しています。最初にインターネットで見付けたのは、夜に営業しているカレー屋さんの写真でした。カレー屋さんは、とんかつハクとは違う人が経営しています。そして福田さんは緑丘にチャールストンという店があって、そこのオーナーから「やってみないか?」と誘われ、柴原町が福田さんが地元ということもあり、地域密着的な感じで、昨年の9月8日に開店しました。
お料理は、ヒレカツを頂きました。お肉は噛まなくても溶けるくらい、びっくりするくらい柔らかくてジューシーで美味しかったです。それと大根の小鉢もとても柔らかく、ゆずが効いて美味しかったです。サラダと小鉢は日によって変わるそうなので、楽しみですね。
もう一人取材スタッフがいたのですが、「気まぐれメニューのあんかけロース」を注文しました。一切れ分けてもらいましたが、こちらもとても美味しく、あんがかかっているけど、衣はサクッとしていました。あまりないタイプの茶の木きのこが入っていたり、福田さんのこだわりで小鉢にゆずの香りであったり、鰹と昆布だしがメインで身体にいい物を提供しているそうです。ほかにも出し巻き玉子とか茄子の炊き物とか、もちろん、とんかつもお出汁を使って出しています。その他の一品料理には、豚の角煮や小芋の唐揚げなどがあり、味変用の大根おろしやわさびマヨなどの追加もできるそうです。
店員さんから、「細かめカット可能」というサービスがあると案内されました。食べやすくカットしてもらえるのは、手が不自由な私にとっても本当にありがたいです。
私たちが取材行った時はまだだったのですが、今年1月中旬頃からは外出が難しい人のために、テイクアウトも始まっていると思います。
遠くからも来やすいように、お店の前に駐車場があります。それ以外の近くのコインパーキングに停めても、割引券を提供できるように考えているそうです。
最後に、「ハク」という店名のは何か由来は?と尋ねたところ、「捻りも何もないけど、僕なりに箔が付いたら良いなあという思いで付けた」ということでした。
セットで1500円と、なかなかリーズナブル!是非お越し下さい。
(担当:瀧本)
所在地:大阪府豊中市柴原町1丁目2ー2
電話:06ー7898ー5153
営業:月曜~金曜11時~14時定休日:土曜・日曜
※祝日は不定期となります。
※写真の説明
1.とんかつハク外観
2.入口前に車イスを置いたところ
3.店内の様子
4.ヒレカツ定食と餡かけロース
5.ご飯大盛り無料の案内
2025年度ハロウィンパーティー
2025年10月19日、障害福祉センターひまわりにて、第3回ハロウィンパーティーが、13時半~15時半まで開催されました。この僅か6日前まで、大阪関西万博が夢洲で開催されており、世の中「万博ロス」の真っ盛り。万博ですっかり人気者となったミャクミャクが、今回のハロウィンパーティーでも会場の至るところに登場、ミャクミャクに扮したスタッフもいました。会場前では参加者にミャクミャクお土産も配られ、「万博イヤーのパーティーなんだな」と実感した次第です。
今年はオープニングから仮装コンテストを行いました。事前に応募してくれていた、計13のグループが出演され、仮装の出来栄えもさることながら、キャラクターに成り切る見事な演技で会場を沸かせました。見事1位に輝いたグループには、賞品として米5㎏とトロフィーが贈呈されました。因みに優勝したのは「ゾンビ!!ゾンビ!!ゾンビ!!」で、歩き方を完璧に再現した子どもの演技に、大きな拍手が送られていました。出演して下さった皆さん、有難うございました!
さて、次はMr.LINK木下さんによるマジックショーでした。軽妙なトークと共に、子どもたちを巻き込んで手品が繰り広げられました。ドラえもんでお馴染みのタイム風呂敷が出てきたときは、懐かしさでテンションが上がりましたね。
マジックショーを目で堪能した後は、身体を思いっきり動かすエアロビクスです。昨年に続き、森口さとみさんと松代和子さんによるキレッキレのダンスが披露され、特にKーPOPの「あーぱつあぱつ」では皆さん踊る!踊る!スタッフも大いにハッスルしている様子でした。
最後は定番のビンゴゲームをおこなって、パーティーは終了しました。参加者が退場される際、スタッフのみんなが出口前で左右に分かれて万国旗を掲げ、参加者を見送りました。頭上にズラリと国旗が並ぶ姿はなかなか壮観でもありましたが、これ、どこかで見たような・・・・。そう!大阪関西万博の開幕中、東西ゲート前のポールにズラリと掲げられていた、万国旗です。ここでも万博が演出されましたね。
当日参加して下さった方々、協力して下さった方々、本当に有難うございました。 (担当:根箭)
※写真の説明
・会場の飾りの様子が2点(内1点はミャクミャク)
・仮装大会の様子2点
・エアロビの様子とマジックショーの様子
・万国旗を掲げた会場ゲートの様子
2025年度ILP講座
2025年11月22日と29日、今年度ILP(自立生活プログラム)講座を開催しました。今回は「伝えるって難しい?!けど、面白い」をテーマとし、ヘルパーとの意思疎通などに、課題を感じている人が受講してくれればいいなと思いました。結果は2人の受講となりましたが、内1人は一日目を欠席し、従って一日目は1人のみでした。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
その一日目は、ILP講座ではすっかり定番になっている他己紹介ゲームから始めました。本来なら受講生2人ペアで行うゲームですが、1人しかいないため、スタッフが代役で参加しました。今回はお題として「好きなキャラクター」を話してもらいましたが、登場した名前は、「ピクミン」。
他己紹介の後は座学で、障害者運動や人権、制度について学んだのですが、これもマンツーマンの講義となりました。
●互いに相手の買い物を
二日目は受講生が2人とも出席され、メインのプログラムを予定通り実行出来ました。今回は、「相手の指示通りに買い物をする」ということで、日頃、自分のための買い物には行くと思いますが、人に頼まれて買い物に行くことは、ヘルパーを利用している立場だとなかなかありません。そこで、ヘルパーの立場を体験してもらい、自分の意思伝達の仕方に課題が無いかどうかも、見直してみる機会にしました。何を買ってきてもらうかは、予め受講生に考えてきてもらいました。
互いに初対面でしたが、多少緊張しながらも、買い物の内容についてコミュニケーションを交わし、順番に買い物に行きました。そして結果は・・・・、万事オーライ。お互い、相手が満足する物を買えたようです。因みに内容ですが、一人は助六の寿司、もう一人は、車いすの荷台で使用する大型洗濯バサミでした。
●先輩の話を聴こう
講師を務めてくれたのは、NPO法人であいの郷市民委員会理事長の、山崎誠さんです。
「私は一人暮らしをしている。日頃一番大切にしていることは、ヘルパーとのやり取りで、自分がしんどいことは、ヘルパーにもやらせない。昔は周りの人の顔色ばかり気にしていたが、夜間高校での体験を通じて、それではいけないと気付いた。この文章はスマホやタブレットで打った。パソコンだと車いすで同じ姿勢がしんどいから」。
ほかにも色々な工夫を語られました。重度の言語障害がある山崎さんは、日常会話はトーキングエイドという機械を使っています。
最後に振り返りをして終了しました。二日間お疲れ様でした。 (担当:根箭)
※写真の説明
1.受講生の様子
2.「先輩の話を聴こう」の講師
ぼくの日曜日《番外編》
~庄内より愛をこめて~
毎号、通信に掲載されている《まさとの一日》の作者『北のグリエゴ』と、ぼく『海帰優人』は知っている人は知っているように、まったくの同一人物です。ただ、わかりやすく色分けすれば、日常生活でめぐり逢ったエピソードをありのままにエッセイとして伝える場合は『海帰優人』、そのエピソードをアレンジしたり、自分の中の願望をフィクションとして描いたりする場合は『北のグリエゴ』と名乗っています。
もうひとつの違いはキャラのコントラストです。
どちらかといえば、グリエゴはロマンチストでシリアスな一面をもっていて、周囲の空気に一喜一憂する反面、《こうありたい》という哲学が彼の中には根を張っていて、その間で摩擦に堪えながら暮らしています。
一方、ぼくはいつも行き当たりばったりで、その場その場を愉しむ毎日です。ここ二、三年、ハチャメチャになりはじめた物忘れに対しても、のんびり受け容れられるようになりました。
ぼくらの暮らしのまわりには、あたりまえに地域で一人ひとりが『こうありたい』を実現させるための制度が整えられてきました。
だけど、自分たちの《あたりまえ》を実現させるために、訴え、産み出してきた制度のはずなのに、進められるほどに『あれアカン!』、『これアカン!』に取りかこまれて、ぼくたち自身も、まわりの支援者と呼ばれる人たちも、ルールを『守らなければならない』という脅迫観念が先走って、一人ひとりの《らしく生きる》とのバランスが崩れてきた気がしてならないんです。
お金が絡むことだから、仕方ない部分はあるんですけど。
みなさんは、どう感じておられますか?
最後に、病床の友人へ届けた俳句を添えて、一文を閉じることにします。
■新米をたらふくショートスリーパー
■枯菊に通せんぼうをされる路地
■花の名をきみに伝える十二月
それでは、みなさん、お達者で。
〈ピンチヒッター 海帰優人〉
哲珍の部屋
【イタリアに行って来た訳】
昨年の九月中旬から十二月中旬までジャスト九十日、いつか結婚するであろうと貯蓄していた五百万円を全額はたいて仕事も休職をして、イタリアに滞在し、精神保健機関や教育機関を巡ってきた。
イタリアは1970年代に法律で支援学校も精神病院入院病床も全廃した。障害のある子もない子も地域の学校に通え、精神障害のある人は長期入院しなくても地域で過ごせる国としても有名で、高校から障害者運動をしている者からすれば理想的な社会であったが、果たして本当にそうなのかという疑問も長く感じていたために。
ご存知の通り豊中では半世紀前から、障害のある子もない子も同じ教室で同じ時間過ごせる環境を、教師や保護者に市民団体に障害当事者が草の根運動として全国に先駆けて創り始めた経緯があり、今や知る人ぞ知る俗にいうインクルーシブ教育の先進地として知られるようになった。先進地として知られるようになった背景には、先人等が数え切れない程の人力で紆余曲折もあったと思うが、原学級保障という形態を発案し見出し確立させていった。豊中方式とも言われるようになった原学級保障という取組みは、障害のある子どもが障害児(支援)学級に在籍しながら、通常(原)学級で同級生とともに学び、生活する権利を保障する教育実践である。障害児だけが障害児学級で過ごすという「取り出し」ではなく、障害児が通常(原)学級で取り出されずに過ごし、障害児(支援)学級担任が通常(原)学級に「入り込み」、障害児はもちろんの事周りの児童生徒をもサポートできる環境で、分け隔てずともに育つインクルーシブ教育の形態を豊中は豊中市として培ってきた。
2016年に障害者差別解消法が施行され、教育委員会や公立学校は、障害を理由とする不当な差別の禁止に加え、個別の状況に応じた合理的配慮を必ず提供しなければならなくなり、障害児の就学先が原則特別支援学校から原則普通学校へと転換した。にも関わらず、一向に特別支援学校は無くならず大阪でも新たに増設されている始末だ。
また、2022年4月に文科省が、特別支援学級在籍する児童生徒は週の半分の時間を特別支援学級で過ごせ。と、これまで通常学級で全ての時間を過ごしていた特別支援学級籍の児童生徒は一律に週の半分の時間を通常学級で過ごせなくなる。という趣旨の通知を出した事により大阪は大混乱した。
このような流れで、障害を持つ児童生徒が益々分けられて行く状況に何か出来ないかという思いになり、その年が国連障害者権利委員会の日本審査時期であったので、文科省通知の矛盾点と疑問点を簡略した内容のレポートを提出し、スイスの国連事務所でレポート内容を発言し通知の撤回勧告を求め、その内容はそのまま勧告に盛り込まれた。しかし、文科省は国連の勧告に対し「遺憾」と大臣の提起会見の中で発言した事は不信感を覚えるしかなかった。更に豊中支援学校への親のニーズが高まり定員超過に陥り、大阪府は豊中市立第七中学校廃校跡地に支援学校設置を依頼し、豊中市もこれを受容れる結果となり二校目の支援学校が建設されようとしている状況だ。
航空会社は前回スイスに行った時に機内で言葉が通じず、乗継先の空港での接客に不安を感じたので、今回は世界の翼、全日空で。
ミラノから入り、北イタリアのトレント、首都ローマ、欧州最古の大学都市ボローニャに其々一月ずつ過ごし、お客さん感覚でも観光客気分ではなく、アパートを借りて、ホテル暮らしでは味わえないイタリアの庶民の暮らしを、ある程度感じながら過ごす行程にした。(続く)
〈上田哲郎〉
連載:運転免許取得
[極秘]プロジェクト
門真運転免許試験場で、学科試験を受けるためにサクセス門真校で予習したお蔭か一発合格しました!!その後は、運転免許証の発行のための写真撮影や手続きをしまして、無事に運転免許証を受け取ることができました。
そして、やっと運転免許証が取れたので教習所に預けていた車を取りに行くことを父に相談しました。すると、父が「横に乗るの嫌やわ!!」と言われてしまいどうしようかなと思っていたら実家の父の仕事の事務員さんが「滅多に乗れない車だから乗ってみたい」と言ってくれたけど、結局父が乗ることになりました。
そして、教習所に置いてもらっている私の車を取りに行くため教習所に行きました。そしたら、父は甥っ子の運転で教習所に来て、私の車と対面し車の仕組みを説明したら、へぇ~というあまり興味のない反応でした。私の気持ちの中では、「娘が大金払って運転免許取って、運転できるところまできたのに、もう少し興味を持ってよ」って思いながら車椅子を車に乗せて、いざ箕面へ戻ります。まずは実家に向かうことになりました。
そして、父に助手席に乗ってもらい、私の運転で発進させました。
まず、教習所の所長と教官に挨拶をし、教習ルートでも何度も通った「死のロード」に出ていき箕面方面に車を走らせました。今まで教官以外を乗せて走るのは初めてだったので、大緊張しました。そのせいかジョイスティックの操作がうまくいかず、左へ右へと車が蛇行してしまいました。それでも頑張って運転して千里中央駅近くまで帰ってきましたけど、本当なら千里中央駅の場所で大阪中央環状線から下りる方が実家に近いのですが、大きな長い右カーブがあるので避けてモノレールの少路駅を過ぎたロマンチック街道から実家に向かいました。そして、実家に着いたら兄たちに「ハンドルを右に切れ!切りすぎやー!!」とうるさく言われながら車庫入れがやっとこさ出来ました。そして次に自分の自宅近くの駐車場まで父を乗せて、後ろには甥っ子に付いてきてもらいながら走りました。それで、踏切を渡って無事に駐車場に到着。ここでは平面駐車場で、車に乗せた電動車椅子を下ろすため前向き駐車で、すんなりと駐車できました。
Vol.54から始まった「運転免許取得 極秘プロジェクト」の連載ですが、無事に運転免許証が取れまして、今回で終了です。現在は快適に移動できています。
読みづらい文章があったと思いますが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
(瀧本香織)
・免許証の写真
2025年10月より新たに「就労選択支援」が始まりました
2025年10月より創設された「就労選択支援」は、障害のある方が就労系のサービスを選択する際に、より適切な進路を選べるようサポートする新しい制度です。
「就労移行支援」や「就労継続支援A型・B型」などの就労系障害福祉サービスを利用する前に、本人の希望や就労能力、特性などを把握するためのアセスメント(客観的な評価・分析)を実施し、その結果をもとに、よりよい選択を支援します。
<対象者>
就労移行支援や就労継続支援A型・B型を利用する意向がある方、又は既に利用している方です。
※2025年10月からは、新たに就労継続支援B型を利用する場合、原則として就労選択支援のアセスメントが必要となりました(50歳以上、障害基礎年金1級受給者、就労経験があり年齢や心身の状態等の理由により、一般就労が困難な方は除く)。
※就労継続支援A型や就労移行支援を利用する場合は、2025年10月時点では希望に応じて利用しますが、就労継続支援A型は2027年4月から原則として利用が必要になります。就労移行支援は標準利用期間を超えて更新する場合、2027年4月から原則として利用が必要となります。
※特別支援学校等に在学中の生徒も利用できます。利用時期については学校とよく話し合ってください。
<利用相談>
就労選択支援事業所や相談支援事業所、または障害福祉課に相談。
<申請先・支給決定期間>
申請先は障害福祉課です。
支給決定期間は原則1か月です。一定の条件を満たす場合に限り1回延長(最大2か月まで)が可能です。
<利用料>
原則サービス費用の1割ですが、所得に応じて「利用者負担上限月額」が定められています。
※生活保護や市町村民税非課税は無料です。
<その他>
○一度利用した後も、市が必要と判断した場合、再度利用できます。
○セルフプランでも申請可能です。
○就労選択支援は、就労の可否を判定するのではなく、本人の自己理解を促し、より適切な進路選択を支援するサービスです。
○就労選択支援は、あくまでも意思の決定を支援するサービスであり、進路については本人の希望が尊重されます。
※就労選択支援事業所は豊中市内に4事業所あります(2026年1月現在)。
(徳山)